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2024.06
2024.05.13
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【何度か修正した…禁忌登録された単語を回避しなければ投稿不可だったさ】

5月5日の読売新聞で「地球を読む」欄に‐先進国で進む教会離れ‐との論が載っていた。

「若い世代で思想や宗教への関心が弱まっているが、いまの若い人は宗教や信仰に割くための時間も思考も失われている」的なお話し。まぁ、それだけでなく、いろんな分析も為されていて、教会への不満もその一因と。教会税なるものがあり、所得税の9%ほどが教会税として徴収されているのだとか。まぁ、日本では政府がカネを宗教団体にばら撒くのではなく、宗教団体は宗教法人という優遇を与えているのだから、何処の社会でも宗教に対して優遇があるのだろう。つまり、宗教団体という政府への圧力団体に対して、政府が優遇処置をすることで、反政府的な思想,言論,行動を慎んでいただくということではないか。

古今東西においてあらゆる宗教が、国家への圧力団体となってきたことを考えれば、仕方がない面があると思うー公明党は潰れたら良いと思ってはいるが。この宗教団体への優遇は庶民からの搾取という面があり、それを不満に思う人々は、宗教から離れている。また、教会の不祥事ー神父や牧師による幼児への同性愛的な嗜好による性的な搾取を行っていたーからも、人々は教会から離れているという。

などと書いたのは、大阪大学名誉教授の猪木氏だが、イスラム教に関しては徹頭徹尾に触れようとしない。まぁ、独善的かつ偏執的な精神のムスリムは、自分たちの信仰にケチをつけられると、大学教授だろうが平気で殺そうとするー殺しているーイスラム以外は悪だと凝り固まった反社会思想の原理主義なので、触れずに済ますのは間違いじゃない。昔から言うじゃない~触らぬ狂信者に災いなしってね。

「イスラム教徒の信仰離れは、攻撃的で排他的な精神異常集団から離れたいという思いによるもので、至極当然のことなんですよ」とか書いたら、読売新聞に爆破予告が届いて、猪木氏には殺害予告が届いて、「そんな反社会的なムスリム移民は追い出せ」的な反応へと発展しそうですしね。おっと、こんなことは自明の理で、今さら事立てて言うまでもないことでした。

で。

ムスリムが原理主義による独裁的指導者から離れられなかったり、モスク離れしなかったりするのは、殺される可能性があるからで、別にイスラム教が優れているからでもないし、イスラム教に不祥事がないわけでもない。歴史的には「イスラム社会の世俗化」みたいな流れもあったけれど、「平穏に宗教色を薄めて世俗的なー現代社会に合理的なものへの改革」は、「過激で攻撃的な原理主義」に殺されちゃったわけですよ。「女性も社会参加して、豚肉料理も食べて、お酒も飲んで、平和に信仰しよう」ってひとに心の中で賛同しても、殺されちゃったら元も子もない。女性の社会参画を推進するフェミだって、ムスリムには関わらないでしょ。下手に関わると凌辱されて、生きたまま火をつけられて、殺されちゃうからね。

そんなわけで、キリスト教圏(カトリック,プロテスタントおよびユダヤ教)で起きている信仰離れは、自由な社会の反映でもある。
イスラム教圏でモスク離れが起きないのは、下手に批判すると殺されるから、従うしかない。

じゃあ、日本はどうか。

日本でも生臭坊主が脱税したり、拝観料への課税に対して強硬に反対したり、お賽銭は貧乏くさい小銭だと手間賃がかかるから要らないと言い出したり、腐敗臭はプンプンですよ。公明党が政権与党になっていたり、聖教新聞は池田大作を不死のように扱ってたり、池田大作の相続税疑惑を何処の週刊誌も扱えなかったりしてるわけで。もちろん、被搾取層の庶民は、爪に火を灯して日銭を稼いで糊口をしのぐのが精いっぱいですから、信仰だの神だの生死だのに割く余裕はない。信仰離れが起きていても不思議じゃない。更に言えば、お地蔵様や道祖神の祭っている土地に関して固定資産税がかからないのはおかしいだの、お盆という行事は特定の宗教行事を国民に強いているからやめろだのと、雑音が酷い。米国でクリスマスがハッピーホリデーになったように、お盆も名称変更される日が来るかもしれない。

けれど、現時点では「生臭坊主が増えたから大晦日にお寺に行かない」「信仰を強制されるように感じるから、お萩,ぼたもちをお彼岸に食べない」「正月の初もうでは天皇制を支持するものだからしない」とかって言い出すひとはいないわけです。

これは、日本に暴力的で過激な狂信者がいるわけでもないし、日本人が敬虔な信仰を有しているわけでもない。信仰や教義と、生臭坊主は別物と理解していて、宗教が限りなく文化として根付いているからでしょう。

民主制と宗教を考えるならば、宗教国家(イスラム教を中心とする)は民主制(信仰の自由を含む)であるかというのは避けられないにも関わらず、西側諸国を中心としたキリスト教圏のみに焦点を当てている猪木氏は、逃げているなぁと思うのです。





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最終更新日  2024.05.13 10:52:15
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