3595800 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
May 9, 2023
XML
カテゴリ:気になるTV番組
2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』 の感想です。

この回は徳川家康が本当に生死をかけた最大の試練の
一つの「三方ヶ原の戦(1572)」の前半でした。

徳川家康(松本 潤さん)と徳川家臣団にとっては、最強と
言われる甲斐の武田信玄(阿部 寛さん)率いる武田軍に
我が領地を狙われていて、これは他国に出陣しての戦とは
意味が全然違ってきます。

支配されて理不尽な扱いを受けても耐えて生きる、それが
嫌なら生死をかけて戦うしかないのです。

時代の転換期には大きな戦いがあり、それを描いたドラマ
では戦闘シーンは大きな見どころの一つです。
でも今回のように、派手な戦闘シーンはなくても、そこに
至るまでの主人公やその周囲の人々の葛藤を描いたものも、
けっこう面白いものだと感じました。

家康が織田信長(岡田准一さん)と二人きりで会ったシーン。
あり得るかどうかはともかく、いい場面でした。

家康は織田との同盟をビジネス的に「一蓮托生」と言ったと
思うのですが、不安が顔に出ている家康をまず「そんな顔を
した大将には誰もついてこない」と叱り、そして信長は心の
つながりで「一心同体、ずっとだ」と返してくれました。

幼い頃の強烈な体験で、信長は自分に対しては強圧的で恐い
としか思えない存在だったけど、このとき初めて、信長が
自分を本当に“弟”のように思ってくれているのだと、家康は
感じたのではないでしょうか。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
 ⇒ ⇒  #どうする家康

岡崎市の大河ドラマ館、開催されています。
 ⇒ ⇒  こちら
静岡市の大河ドラマ館、開催されています。
 ⇒ ⇒  こちら
浜松市の大河ドラマ館、開催されています。
 ⇒ ⇒  こちら
岐阜県の関ケ原の古戦場記念館では「どうする家康」展・
ぎふ 関ケ原が開催されています。 ⇒ ⇒  こちら


元亀3年(1572)10月3日、甲斐の武田信玄は遠江侵攻のために2万超の大軍を
率いて徳川家康のいる浜松を目指して出陣しました。
恐ろしく強い武田軍が自分たちに向かってくる戦なので、徳川軍の皆は今度こそ
生きて帰れないかもしれない覚悟を胸に、それぞれの出立をしていました。
吉田城(現在の愛知県豊橋市)城主の酒井忠次(大森南朋さん)は、長年連れ
添った妻の登与(猫背椿さん)から弁当を受け取って出ようとしたとき、わざと
らしい理由で登与を呼び寄せその体を抱きしめました。
いつにない夫・忠次の行動に登与は何かを感じながらも、登与は笑っていつもの
ように夫を見送りました。



徳川家康(松本 潤さん)は我が領地を守り抜く決意をし、家臣たちも同じ気持ち
でしたが、武田軍が甲斐を出てわずか7日後には信濃の国境に近い奥三河の作手・
田峯・長篠の城が、そして遠江の信濃に近い犬居・只来の城が落とされ、各方面
から一斉に動く侵攻の速さに徳川軍はなすすべがありませんでした。
そして10月21日には高天神城も落城、その次は浜松城のすぐそばの見附城に
なることは明らかで、家康たちは見附に物見に向かっている本多勢の報告を待つ
しかありませんでした。



見附に物見に出た本多忠勝(山田裕貴さん)と叔父の本多忠真(波岡一喜さん)は
見附近くの一言坂で武田軍の先鋒で武田最強と言われる山県昌景とぶつかり、
激しい戦闘となりました。
疲弊して血まみれになって家康のところに戻ってきた忠勝と忠真の姿は武田の
恐ろしさを物語っていました。(忠勝の血は敵の返り血だったけど、それでも
忠勝が崩れ落ちるほどの死闘だったのでした。)
11月7日には見附・匂坂の城が落ち、敵は二俣城に向かっているところで、
浜松城の周辺の城はほとんど包囲されました。
もう頼みの綱は織田の援軍しかなく、織田信長の使者で来た水野信元(家康の
伯父)に5千の援軍を頼みましたが信長もまた各方面に敵を抱えていて、兵を
割ける状態ではありませんでした。



家康は織田信長(岡田准一さん)と二人きりで話さなければと、伯父・信元に
「共に2日だけ抜け出して鷹狩りをしよう。」と信長への言伝を頼みました。
信長が自分のために動くのか家康は半信半疑でしたが、信長は来ました。
家康が「策は『桶狭間』、餌は『家康(=自分自身)』、それしか手はない。」
と言うと、信長も同じ考えだと言いました。
しかし織田からの援軍は3千と言われ、なんとかしたい家康は「徳川と織田は
一蓮托生であることをどうかお忘れなく。」と信長に食い下がりました。
家康の切羽詰まった顔を見た信長はまず「死にそうな顔をした大将にはだれも
ついてこんぞ。」と喝を入れ、そして家康の手を取ってその手を自分の肩に
かけ、家康をしっかり見据えて「俺とお前は一心同体。」と告げ、優しい目を
して「ずっとそう思っておる。」と言葉を続けました。
「信玄を止めろ。俺は必ず行く。」ーー不安に押しつぶされそうだった家康を
力強く鼓舞して、信長は去っていきました。



信長は援軍として佐久間信盛と水野信元の手勢3千を浜松に送りました。
信玄の遠江・三河侵攻は恐ろしい早さで進み、周辺の城を次々と落としてあとは
家康のいるこの浜松城のみとなりました。
こうなるとあとは浜松城で籠城してひと月持ちこたえて信長本隊の援軍を待ち、
徳川と織田の総がかりで武田を討つしかなく、一同はそれに賭けていました。
「この城とわしの首は信玄に食いつかせるための餌じゃ。一撃必殺。天と地を
ひっくり返す。」ーー総大将の家康は己の決意を改めて家臣一同に伝えました。



12月22日、武田軍は天竜川付近に現れ、いよいよこの浜松に武田が攻めてくる
と知った民たちは皆、大慌てで避難を始めました。
そんな中、井伊虎松(板垣李光人さん)は、徳川と武田がどのような戦をするの
だろうと戦見物を決め込んでいて、逃げようとしませんでした。
浜松城では籠城の準備を大急ぎで進めていて、家康たちはいよいよ眼前に現れた
武田軍の動きを注視していました。



浜松城の眼の前に来た武田信玄(阿部 寛さん)は自分の後を継がせる武田勝頼
(眞栄田郷敦さん)に戦の仕方を教えていました。
信玄は家康をひ弱で臆病と言いつつ「己の弱さを知る賢い若造」と評していて、
敵の大将を見下すことはせず、勝頼に相手の心の内を想像するよう言いました。
そして采配を振って進軍の合図をし、武田軍は動き出しました。
それを城から見ていた徳川軍は各自の持ち場に着こうとしましたが、武田軍の
動きがおかしいことに気づいた家康が皆を止めました。
武田軍は浜松城には向かってこずに素通りして西の方に移動していきます。
自分を餌にして武田をおびき寄せて籠城する家康の策が狂ってしまいました。



信玄は自分が浜松城に向かわないことで何が起こるかを読んでいました。
徳川方の中で武田にどう対応するかで内輪もめが起こること、遠江の民が家康を
民を守れない弱い大将だと思うことなどを。
また同時に浜松に間者を放って家康の頼りなさを民衆に流布していました。
城内では、このまま武田を素通りさせたら民が自分たちに従わなくなると案じ、
石川数正(松重 豊さん)は武田をこのまま西に行かせたら自分たちの所領である
三河・岡崎があることを言いました。
信玄は岡崎城を簡単に落とすと考えたとき、重臣たちは口々に野戦に出ることを
主張しましたが、唯一、武田の強さを知る本多忠勝だけはこのまま打って出れば
負けるから勝てる策を考えねばと冷静に意見しました。
籠城か野戦か、皆が喧々囂々となったとき数正が「殿のお考えの邪魔をするな!」
と一喝して、やっと静まりました。



この後どうするのか、迷って決断が下せない家康の脳裏に「弱き大将は害悪なり。
滅ぶが民のためなり。」と言った信玄からの言伝が思い浮かびました。
そんな中、家康は自分たちにはこの浜松の地の利があることに気がつきました。
夏目広次が絵図面を広げ、武田軍はこの先は祝田の細い崖路に入ると言い、皆は
ここで背後からつけば勝機があると考えました。
家康はようやく決断できました。
「戦の勝ち負けは多勢無勢で決まるものではない!天が決めるんじゃ!」
そして直ちに武田を追って武田を追い落とす命を力強く下し、徳川勢は留守居を
残して一斉に浜松城から出陣していきました。



徳川勢は駆けに駆けて信玄を追いました。
そしてようやく三方ヶ原まで追いかけたとき、その先に行っていると思っていた
武田勢が「魚鱗の陣」を構えて布陣しているという徳川勢が想定してなかった
光景があり、家康も家臣一同も立ちすくんでしまいました。
「かかれ~!」と信玄の采配が振るわれ、徳川と武田の戦闘が始まりました。



雪が舞う中、戦がどうなったのか気になり夜になってから三方ヶ原に駆けつけた
虎松は、そこで累々と横たわる徳川方の死体を目にしました。
そして武田勢が勝鬨をあげ、家康が着用していた金陀美具足の遺体と兜首を兵
たちが喜々として運んでいくのを目にしました。
その様子は岡崎にいる妻の瀬名や嫡男の信康にも知らされ、家康が武田に討たれ
てしまったと、一同は愕然としました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 9, 2023 06:33:53 PM


PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Freepage List

Favorite Blog

星に願いを・・・。☆… りえりえ0527さん
柴犬さくらとカント… さくらパパ&ママさん
犬太とお散歩 a-totoroさん
チョコのちょこちょ… むんぞうさん
気ままなラブラドール max&daiママ♪さん
鳥の家 さくら113さん
バカネコ日記 海獣トドさん
じゃじゃ馬のつぶやき soniasさん
モフニャゴ通信  @… みぃ *さん

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.