すっかりご無沙汰してしまった日記ですが、久しぶりに記事を書こうと思ったらずいぶんと変わっていてびっくり。
祖母の四十九日後から、皮膚科に通う頻度が今までより格段に増えている萬望。
まず5月中旬からまたもや蕁麻疹に悩まされ、一時は病院で処方された薬の残りで凌げたのだが、下旬になってから大爆発。
処方された薬が全く効かず、夜も痒みで眠れず翌日速攻でかかりつけの皮膚科に。
アレグラからタリオンという薬を変えてもらったが効き方に大差がないため、再び皮膚科に行くと、今度はアレロックという薬に変えてもらったのが、これがなかなかよく効いてくれて一段楽。
薬を減らし薬をやめた7月上旬、首から下に人生最大ともいえる蕁麻疹&汗疱が大発生。
もらっていた薬を飲みきってしまったので、またまた皮膚科に…。
汗疱状湿疹 Wikipediaより
汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)とは、手掌・足底に痒みを伴う小水疱が出現する湿疹性の皮膚疾患。異汗性湿疹(いかんせいしっしん)とも言われる。また、汗疱(かんぽう)と略すことがある。
今年の夏は日照時間も短く、暑さも早めに引いてくれたおかげで蕁麻疹は引いてくれたのだが、汗疱のほうがなかなか引かず…。
日曜の夜くらいから汗疱がつぶれた左手の小指から血が出て「ちょっと痛いなぁ」と思って絆創膏をつけて寝たので、翌朝、絆創膏を取り替えようと思ったら、爪の横がこんもりと盛り上がっている。
消毒をしようと思ってよくよく見ると、ちょっと膿がたまったという感じではないことに気がついた。
でも、病院に行くのもちょっと怖いと思って、消毒のあと市販の化膿止めを塗って過ごしていたのだが、翌日になってもよくなる気配どころか前日よりも腫れがひどくなっていて、右と比べると左の小指は1.5倍くらいに腫れていて手のひらも少し熱を持っている。
ネットで症状を調べると、気になる病名が書かれていた。
ひょう疽 Wikipediaより
ひょう疽とは、細菌感染症の一種。爪囲炎、化膿性爪囲炎ともいう。指先が黄色ブドウ球菌による感染で爪の周りが赤く腫れて痛がることがある。陥入爪でなりやすくなることもある。手のひょう疽の場合はなかなか治りにくく水仕事をしている主婦や掃除屋、調理師などは慢性化しやすい傾向にある。
さらに調べると、ひょう疽は侮れない病気と判明。
goo ヘルスケアより
手指あるいは足趾の爪のまわりから末節部が、赤くはれてズキンズキンとした激しい痛みがあります(図45)。炎症が浅い場合は爪のまわりに膿疱(のうほう)ができ、深い場合には関節や骨が侵されて指趾を曲げることもできなくなります。また、爪が取れてしまったり、腕や下腿のリンパ管に沿って炎症が広がり、赤い帯状のリンパ管炎を伴うこともあります。
手荒れやかぶれのある手指の爪の生え際に感染が起こると、爪のまわりが赤くはれて痛くなり、爪の周囲からうみが出る場合があります(爪囲炎(そういえん))。これが進行して、ひょうそとなることもあります。
これを読んで、ぞっとしたのであわてて皮膚科に行くと、ひょう疽ではなく肉芽腫と判明。
肉芽腫 Wikipediaより
肉芽腫(にくがしゅ、慣習的に「にくげしゅ」とも[1]、英:granuloma)とは炎症反応による病変のひとつであり、顕微鏡的に類上皮細胞、マクロファージ、組織球、巨細胞などの炎症細胞が集合し、この周囲をリンパ球、形質細胞と線維組織が取り囲んでいる巣状病変のことである。免疫刺激の少ない異物により惹起される異物性肉芽腫と免疫反応を引き起こす不溶性粒子により惹起される免疫性肉芽腫に分類される。
ひょう疽は消炎剤や抗生物質の飲み薬と塗り薬で完治する場合もあるようなので、私もその線でお願いしたかったのだが、先生が手にしていたのは液体窒素。
病状を調べていたときに「液体窒素の根性焼き」といわれるほど痛いと聞いていたので、先生に「これって痛いんですよね?」と控えめに聞いたところ、
「うん、痛いわよ♪」と満面の笑み。Σ(゚Д゚;o)
球状のコットンに液体窒素をつけて幹部を焼くこと数回。
ひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひりひり
痛ったーいっと思わず小声で叫んでしまった。
(つかめるものがあったらつかみたかった…orz)
消毒の方法を教えてもらいながら、消毒をしてもらっているとどんどん痛みが増してきてあぶら汗が出てくる始末。
この痛みは、歯の神経を抜いた後の麻酔が切れた状態に似ている。
何とか無事に家にたどり着き(車で病院に行っていた)、食事をして薬を飲むと痛みは少し落ち着いたが、これで治らなければ来週もまた根性焼きが待っている。
今のところまだ患部が小さくなっている様子はないが、何とか根性焼きを免れて治ってもらいたいものだ (((´・ω・`)カックン…。