*さかもとこーひーは… 「新しくドイツ製プロバット焙煎機になって… 「完熟コーヒーの爽やかな甘さを知っていますか?」 さかもとこーひーは[スペシャルティコーヒーの通販専門店]です。 豊かな土壌・気候と健康な木、理想的に熟した実を選別収穫し、 四季に恵まれた日本のライフスタイルに合うよう そんな、店主のプロのつぶやき…日記。 「この味を知ることができて幸せです。」
テーマ:今日のコーヒー
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
![]() プロのつぶやき1238「焙煎サポート行ってきました」 カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。 寒くなりそうで、それほどで無いと思っているうちに12月が見えてきました。暖冬は嬉しいのですが・・・長く暑かった夏から季節感がぶれています。 それでも店は忙しくなってきていますので・・・12月のピークをミス無くお届けするよう集中していきます。まぁ、ライブと落語が1回ずつあって、忘年会食事会が3回入っていますが・・・コンデション整えて暮まで頑張ります。 そんなこんなで・・・先日の月火の定休日に出張で焙煎のサポートに行ってきました。今度自家焙煎のビーンズショップを開店する方のプロバットの5kg焙煎機での焙煎のセッティングです。 この10年15年コーヒー生豆はクオリティの高いものが手に入りやすくなっています、まぁ、このところは価格が高騰していますが・・・しかし、みなさん困っているのが焙煎とマーケティングなんです。 だからか、業界誌にも出ない、協会にも入っていない、業界のイベントにも出ないさかもとこーひーに辿り着く人が年に1件か2年に1件あります。まず一般のお客さんとして購入して、気にったら、メールで焙煎見学申し込んで、朝7時頃千葉の外れまで来ます。 見学して、色々と相談に乗って、焙煎指導して欲しいとなったら話しを進めます・・・見学だけするのはもっと多くて毎年数名いますが、それで満足する人がほとんどですね。 しかし、焙煎を教えて欲しい、ビーンズショップの商いを教えて欲しいという人がたまにいます。 まず、カフェ併設したいなら他所に行ったほうが良いと言います、カフェ併設だと将来が見えないんです。(しかし、実際にはカフェ併設で豆も販売する自家焙煎店がほとんどです) ビーンズショップならば3年5年は大変でも、地域に常連さんが増えていけば地味ながらも安定した商いになるし、10年20年30年経っても少しずつ伸びていけます。 大きなビジネスにはならなくて、好きな仕事で、地域の常連さんが増えて、安定して長くできる可能性があります。 焙煎指導は・・・まず前もって、さかもとこーひーの焙煎の考え方、ルーティーンの大切さ、基準について等々説明しておきます。そして当日、実際には、まずは流し豆というもう使わない在庫になっていた豆を使ってテスト焙煎します。 焙煎機を暖機運転して暖めて、投入温度、ボトム温度、火力、排気を焙煎データと照らし合わせながらカッピングで判断していきます。 焙煎してカッピングして適正なボトム温度になるように投入温度と火力を探して、水分抜き工程とロースティング工程の火力を探します。カッピングして排気の強い弱いを判断します、ダンパーという排気の弁がありますが、今回は0.5目盛閉めました。排気スピード計を付ける人もいますが、カッピングで判断します。 ひと通り基準が出たら、実際に使う豆でロースティングポイントを決めます。 まぁ、豆ごとに大体の目安がありますが、最終的にはサンプルスプーンを頻繁に抜いて香りで判断します。1℃毎に豆が化学変化して香りが変わってくるので、その香りで今の状態を判断してここだという瞬間に出します。 今回は、2日間で6種類の豆を仕上げました、基準通りに進行できれば商品になります、まぁ、最初は火力調整に戸惑うこともありますが、そこは慣れでしょう。 そして、その後は、10gの豆と焙煎表を送ってもらって電話で評価やアドバイスをします。データとカッピングのすり合わせ、これがとっても重要で・・・データとカッピングが相関しないと再現性落ちますし、先にも行けません。 ボトムの温度が何度なら表面焼けしているか、何度なら大丈夫か・・・水分抜き工程、ロースティング工程、ロースティングポイント、排気等々カッピングでほとんど判断できます。(内緒の火力やポイントもあります(笑)) そういう長期的にサポートしている店が10店舗超えてきました。 業界の色々なグループでは生豆を卸すことがありますが、さかもとこーひーではインポーターを紹介しますが、さかもとこーひーを通すことはありません。ただでさえ儲からない商売なのに、仕入れで上乗せされたらきついですから、勿論、何を使うかのサポートはします。 さかもとこーひーの名前でFC的にしたらとか、さかもとこーひーが支店を増やせばとか言われることがありますが、その土地に縁のない店ができてもなんだかなぁーと、チェーン店と同じではチープな感じです。 ホームタウンこーひーとして、その街のコーヒー屋として親しまれるほうが感じいいと思っています。チェーン店も便利で良いのですが・・・そこに魅力的な個人店もあることが街の豊かさに繋がると思っています。 TVのお笑いや歌も良いですが(今は全く見ませんが)ライブの魅力とは別物なのと似ています・・・チェーン店の美味しさとお気に入りの個人店の美味しさも別物です。 そうは言っても、さかもとこーひーは地域の常連さんと全国の通販の常連さんとで、通販の方が多いくらいなんですけどねー(笑) さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
Last updated
2023.11.26 08:40:31
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