カテゴリ:ちりとてちん
落ち込む孫に進むべき道を示した矢先、 病院に運ばれましたが意識不明。 喜代美ちゃん、家へ取って返し、落語のラジカセを抱えて病院へ。 おじいちゃんが大好きなものを聴かせてあげたら もしかしたら目を覚ましてくれるかも・・・ 小梅おばあちゃまが、ラジカセのスイッチを入れ・・・ (一八っつぁん、茂八っつぁん、こっから七曲がりどすぇ~~~) 思わず笑ってしまうみんな。 (♪愛宕山坂 えぇ~ぇ坂 二十五丁目の茶屋のかか ばば 旦那さん おじいちゃんが目覚めたとたんに、ブチッとカセットを止める看護婦さん。 なんだかそれが、おじいちゃんの命を止めるかのように乱暴で、 どっと悲しみが増してしまいました。 喜代美ちゃんとお父さんに、絶え絶えに語りかけます・・・ 「これからぎょうさん、笑え 一回きりの人生や・・・ ぎょうさん笑ろた方がええ」 「よう帰ってきたのゆうて、 すぐ、笑ろたらよかった・・・・ よう、帰って来てけぃた」 父と子の間のあんなに固かったわだかまりが、涙と一緒に溶けてゆきます・・・ 家族を失った涙は雨に変り・・・ 今後の和田家の行く末を暗示するかのように 暗く、冷たく・・・ 修行途中で放り出してしまったお父さん、塗り箸工房を継ぐのは難しそうです。 「どうやって?」(お父さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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