まったく無駄な回り道のように見えても、
あとあと考えれば、
これはお水を一番おいしく飲むために必要な道だったのだな、と
山のてっぺんで思ったクッチーです。
今朝のちりとてちん。三味線ライブは大成功。
(喜代美ちゃんが抜けて、奇数人数になったことが、
ますますA子ちゃん一人を目立たせることに・・・)
照明を引き受けた喜代美ちゃん、機械を操作しながら、
舞台を断念するまでのことを、走馬灯のように思い出し・・・・
やはり、激しい後悔の嵐。
文字通りの祭りの後の、親友順子ちゃんの励ましが素晴らしいです。 「文化祭は終わったけど、あんたの人生はこれからや。
自分の人生のど真ん中、歩いていくこと。
それが、主役になるゆうこととちがう?」
ほんとうに素敵なお友達。どことなく、人生を悟っているところもすごいですね。でもどうやって、ど真ん中、歩いてゆけばいいのかな。
今までずっと、楽なわき道ばかり歩いてきた子だから・・・・ 案の定、ただ「町を出たい」とぼうっと思うぐらいのまま・・・地元の短大に推薦入学という、もっとも安易な進路を選んだまま、数ヶ月たち・・・
卒業式が来てしまい・・・
♪・・・だれにもふるさとがある・・・ふるさとがある・・・
A子ちゃんは、大阪の大学へ進学。一人暮らしをするそう。三味線ライブではふるさとへの別れの思いも込めて、歌ったのでしょうか。
和久井ママは、「仰げば尊し」に完全にのめりこんで、
感傷的に歌っておりましたが・・・^^;
まさに卒業式のその日、
へしこ事件以来ずっと閉めたままだったお父さんの塗り箸店に、
あのフリーライター緒方さんの姿が。
差し出した雑誌の巻頭特集には、お父さんの写真・・・。
だれもがお店再開を望む中、小梅おばあちゃんがみんなの思い、おじいちゃんの思いを代弁します・・・。「あんたが修行投げ出した10年間は、決して無駄やない・・・しっかり生きたその10年間が、箸を握る人に伝わる」
泣いたこと、笑ったこと、怒ったこと、悲しんだこと。家族と一所懸命生きた時間。たしかに、それはお父さん自らが選んだ人生。それがみんな、箸に塗り重ねられているのだと・・・。
「まだまだ未熟や、でも絶対、先代を超える、和田の名に恥じない塗り箸を作る、そうした思いを、全部塗り込めればええ。」
なにを自分の箸にこめればよいのか、遂に分かったお父さん。
お店、再開です
店先まで追いかけた喜代美ちゃんが、お父さんが看板を「準備中」ひっくり返すのを見て、店の中で待つみんなに満面の笑みでうなずき返す・・・その幸福な笑顔の演出が、とても見事でした。
緒方さん曰く、地味すぎるゆえに、いったんは立ち消えになりかけたという紹介の企画。(へしこ事件はお咎めなしらしい) 「このままでは、あかんと、思ったから」。 このままではあかん。
憧れの緒方さんから話を聞いたあと、ようやく喜代美ちゃんは将来の道を具体的に考え始めました・・・。 「いつでも来て」A子ちゃんの、大阪の新居の住所を書いた紙。(喜代美の似顔絵入り)フリーライター緒方さんの名刺。(かっこいい英語のロゴ) 大阪への切符は、二つ。 おじいちゃんの形見の、落語のテープを取り出して見つめると・・・おじいちゃんの最期の言葉が脳裏によみがえって・・・「ぎょうさん笑え・・・・」
これからたくさん、喜代美ちゃんは回り道をするのかな。(いままでもだいぶ、遠回りしてたかも)でもお父さんの塗り箸のように、決してその歩いた道は、無駄なものにはならないはず。
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第11回 回り道は無駄じゃない ☆☆☆☆☆
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Almada
野球観戦に命をかける観葉植物クッチーに、ちびっ子チサゴン来襲!危うしクッチー!
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