なんだか辻占って面白い。結構、当たる気もします。
喜代美ちゃんのように、うちもちょとやってみようかな。(耳すます)
「りーぃぶっにじゅういちっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・T▽T
育児ストレスのせい?当たってる~て、いいたくないクッチーです。
今日のちりとてちん。
床屋さん組合の方々が列席の落語会。
下座として三味線を弾く喜代美ちゃん、あろうことか一番大事なところで
五木ひろしの「ふるさと」大爆演!
あたかも「ガラスの仮面」の北島マヤが、演劇コンクールで共演者が間に合わず一人きりで舞台に立つ状況に陥ったごとく、
はたまた時代劇の舞台で「さあお食べ」と、屈辱の泥まんじゅうを差し出された時のごとく、
草々兄さんも、高座で絶体絶命のピンチ・・・
しかし見事にピンチを切り抜けた北島マヤ同様、
草々兄さんもまた、すばらしい舞台度胸を発揮いたしました。
「♪祭りも近いと 汽笛は呼ぶが」
「そうか、祭りが近いんか?おお、これは梅乃を祭りにつれてけちゅう辻占かいな」 歌が一節済むごとに、バシッと、拍子切りする草々さん。
その都度ピタッと歌をいったん止める喜代美ちゃん。
頭はぶっ飛んで、自分は何をうたってるか自覚してません。しかし体が反応。
まるでパブロフの犬状態です。
猛練習の末、あのバシッとゆう音がすると、演奏を止めるように脳に刷り込まれちゃったのですね・・・草々さんと目が合い、ようやくはっと我に返った後のおびえぶり。本当に無我夢中、無意識でのぶっ飛び演奏だったんですね・・・ ふるさとの歌詞一節一節を区切りながら、草々さんは変化球辻占をひねり出し。ラストは梅乃自身が「ふるさと」を歌っていたというオチにして・・・お客さんは大爆笑、高座は大成功。草々兄さん、お見事でした! 我に返って、あやまりまくる喜代美ちゃん。草々さんは、「よくやってくれた!」と激褒め。そして、深く感謝するのでした・・・。災い転じて福となす・・・たしかに、シナリオ通りやっていたら、お堅いままの落語でお客さんを笑わせることはできなかったかも。みんながよく知っている歌謡曲を歌ったこと、現代の風俗に合わせて、気のきいた洒落をひねりだせたこと・・・ それがかえって斬新なものとなり、よかったということですよね。(そういえば、古典劇でも、よく現代風に演出をアレンジしますよね)。まさにケガの功名?師匠も気づかれないように応援に来ている所が、うれしいです・・・ そして今まで弾けなかった「ふるさと」のサビ部分を、いつのまにか見事に弾きあげていた喜代美ちゃん・・・・
文化祭の雪辱を見事に晴らし、うれし涙。(本当に良かったね・・・)
「半年遅れたけれど、やっとできた・・・」
「ようがんばったな。せやから俺もがんばれた。ありがとう」
やさしく接する草々さん。ひぐらし紋付きの黒い着物がかっこよすぎます。
ドキドキを通り越して、胸が痛くなってきました。なんやろ、この気持ち。(ナレ)
―――「コイ(恋)や。」(熊五郎)
「ほんなら、今日のつくりは鯉の洗いやね」(咲)
今週は、とことん辻占で攻めるちりとてちん。 当然の成り行きのごとく、草々さんにほのかな恋心を抱くようになった喜代美ちゃん。
妄想も、ついに恋愛系に発展・・・。
今までのものとは打って変わり、完全におのろけモード。ネガティブ妄想よりは格段の進歩でしょうか。しかし依然として、喜代美ちゃんのことを「喜ぃ公(喜ぃ子?)」と呼びつづける草々さん。あだ名で呼んだり、頭をがしっと掴んだり・・・えらいぞ~!て褒めたり。こういうことって、気のおけない年下の仲間にできることで、そういう関係はとても特別で、すごく素敵。うらやましいと思います・・・ でも、恋愛対象として見てる子には・・・・こゆこと、する・・・かな? ああ、喜代美ちゃんの恋の行く末は、いかに。 我らがヒロインは草々さんにお礼の食事に誘われて、天にも昇る気持ち。初恋にうかれて、背中に翼が生えているよう。 恋の一番始めの始めの、ほんまに始め 10円のイカ串も、デミグラスのオムライスも・・・「幸せの味」。涙が出るぐらいおいしくて。空には幸運の、七色の虹・・・。 周りがみんな祝福してくれているかのよう・・・まさにこれ以上は無い最高の日。ここまで最高潮に上り詰めて、そこで終わればよいものを、そうは問屋が下ろさないのが、ドラマの常・・・ 食事後、お店の外で辻占で恋の行く末を占う喜代美ちゃん。一番初めに聞いた言葉が未来を決める・・・・。 ―――「B子。やっぱり、B子や!」 富士山のてっぺんに届こうかという気持ちが、ずどんと、重石抱えて日本海溝へ・・・・・落ちた・・・ A子ちゃん、あろうことか恋敵として登場。
師匠の奥さんはオムライスが得意料理だったんだ・・・て、それどころじゃないよう!☆☆☆☆☆ ちりとてちん第24回 恋の始めのはじめ ☆☆☆☆☆第4週小さな鯉のメロディ・了
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る