仲が良いほどケンカをするというけれど、
兄弟げんかは犬も食わないもので・・・。おやつの取り合いから始まって、オモチャの取り合い、チャンネル権の取り合い、二段ベッド上か下かの取り合い。際限なし・・・うちは遺産の取り合いだけは無いわねぇと思いつつも、いちいちケンカするな!と、毎日ちびっ子兄弟を叱ってしまう日々。でも・・・。 兄ちゃんが足を怪我して病院に行った時、かいがいしく弟が車椅子を押した姿には、うれしくて、涙こぼれたクッチーです。 今日のちりとてちん。
草々さんのそばにいるのがいたたまれず、慰めを求めて帰郷した喜代美ちゃん。
しかし、小浜の和田家は、景気の底にありました・・・
「もしかして、うち、お金ないの?」
愕然とする喜代美ちゃん。家族に甘えるどころではありません。
「誰が一人一パック限定特売の卵を、何回買いに行くか」で言い争ったり、
息子の同級生に頼んで卵パック3個もせしめたり、さらには
魚屋食堂でわざとケンカしてみせ、鯖をせしめたり・・・
かなりせこい・・・いや、緊迫した節約生活を営む和田家。
記事のブームが去り、小次郎おじさんの購入した機械投資がうまくいかず、家計は火の車。他人の作ったリーズナブルなお箸を売らねばならない、落ちぶれよう。 昨日のお祭りムードから一変するこの切り替えがすごいです。 お母さんはあいかわらず明るいのですが、どことなく空元気。家族みんなイライラして、きつい冗談を笑い飛ばす、あの楽しげな雰囲気がありません。(質素な食事のせいもある?)特にお父さんと小次郎おじさんは、喜代美ちゃんの大阪生活話をきっかけに
けんか腰の会話となり、険悪なムードに・・・。
「(喜代美は)まだやりたいこと見つからないのか」(父)
「まあ、まだ半年やから見つからんの無理ない」(小次郎)
「そげに思うのは、四十年もやりたいこと見つからん奴だけや!」(父)
「どうせオレは和田家の疫病神ですよ」(小次郎) しかして、明るく事情を話すお母さんだけでなく、ふてくされの小次郎おじさんですら、喜代美ちゃんに余計な心配をかけまいと、気遣ってくれていました。 それを知った喜代美ちゃんは・・・ 家族に癒されたいと思った自分が、とても恥ずかしくなりました(ナレ)
一方大阪では・・・・
「喜ぃ公に、もうきいてられん、ゆわれました・・・オレの落語、きいてられんほど、腕が落ちたんでしょうか」
全く女心が分かっていない草々さん。演目が「次の御用日」だと知っただけで、ピンと来る師匠とはえらい違い。落語バカといってもよいぐらい、まっすぐです。もしかして、この演目を選んだ理由も、適当・・・?ま、まさか
自覚がなくとも、A子ちゃんへの想いから、無意識に選んだのだと思いたいですが・・・
そんな草々さん、居酒屋「寝床」で小草若に出くわし、
こちらも見る間に険悪なムードに。
(喜代美ちゃんが里帰り、場所は小浜と聞いて)
「日本海!ひゅう~!(口笛)そらそ、こ、ぬ、け、に、情緒があるがな~」(小草若)
「夜に、口笛吹くなぁ~!」(草々)
「はぁ~~~~?」(小草若)言いがかりをつけられ、ふてくされていつものように父をののしりだす小草若。
草々さんは当然、激昂。二人の争いを尻目に師匠は「小草若につけといて~♪」そそくさと退場。
師匠のツケ逃げ生活はプロの領域です・・・ 以前は爪きり、今度は口笛。迷信など全く気にしない今時の若者小草若と、迷信深くて純朴で、女心も分からない、真面目すぎる草々さん。
その正反対な性格がくっきりと示されるシーン。 和田家の兄弟、そして草若一門の兄弟 。
二組の兄弟げんかが印象的な回でした。真面目な兄に、ドラ息子な弟という構成で、双方性格が似ています。家の状況が荒れると、家族内の不和が起こりやすいもの。その象徴として、兄弟げんかをクローズアップしたのでしょうか・・・。二組とも、なにやら今までに輪をかけて、険悪な関係になってしまってますが・・・。 家族のために、おジイちゃんとの約束のために、
自分が何とかせないかんと思いました(ナレ) 笑い方を忘れた家族に、笑うことを思い出させたい。おジイちゃんの仏壇の前で、喜代美ちゃんはなにやら決意です。 こんどは半年も見守ってられませんから・・・行動あるのみ!☆☆☆☆☆ちりとてちん第27回 兄弟げんか ☆☆☆☆☆
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プロフィール
Almada
野球観戦に命をかける観葉植物クッチーに、ちびっ子チサゴン来襲!危うしクッチー!
今宵のチャンネル権争奪はどうなるのか?!
マンガや日記でお送りする育児奮闘記。
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