巷には世話好きな人が必ず一人や二人、周りにいるもので。
独身と知るやお見合い写真をどさっと抱えて持ってきてくれて、
「どの人がいい?」
そんな風になるものと思っていましたら、よかったのか悪かったのか
自分はお見合いの経験を一度もすることなく片付いてしまいました。
今心配なのはうちの弟です。
四つ下の独身貴族なのですが、一度もカノジョと呼ぶような存在を作ったことはないし、大学時代も同コンなどしたことないし、とにかく超オクテ。
本人は「出会いがない」と言うのですが・・・
ということで、心配した両親が昨年三件ほど、お見合いをセッティング。
しかしなぜか皆、年上のお姉さまばかり。年下の弟が頼りなげに見えてしまったのか、話はまとまらず・・・うだうだするうちに今度は職場でのストレスが高じ、うつ病のようになってしまって、 今、仕事を辞めて引きこもり中です。彼にも、A子ちゃんと同じく、気軽に悩みを打ち明けられる友人がいないのです・・・。今は両親が病院へ連れて行って、治療を受けさせている状態で、とても心配です・・・なんとか家族にだけは心を開いて、立ち直ってほしいと願うクッチーです。 今日のちりとてちん。 「あたしどんだけ、A子のこと傷つけとるんやろ」(喜代美) A子ちゃんに本音をぶつけられ、落ち込んでしまう喜代美ちゃん。娘の本音を知ってしまった秀臣さんも、追い詰められてしまいます。 ええ子なA子A子の見合い当日、喜代美はいたたまれずA子に会いに製作所へ行く。「お見合いは自分で決めたことやで、B子に心配してもらうことはなにもない」そう言うA子だったが・・・「嘘やな。ホンマは気がすすまんのやろ」喜代美に指摘され、ついに本音をぶちまける。ずっとA子でいることが苦痛だったという思いを・・・「A子やなんて呼ばれるたびにゾッとしとった。あんたはええ子や、ワガママいわん、親の期待裏切らん、そやないとあかん。そない言われてる気がして」(清海)今回は清海ちゃんが喜代美ちゃんに本音をぶちまける番でした。B子と呼ばれるのがいやだった、とかつて心の内をぶちまけた喜代美ちゃんのように、A子の呼ばれるのがいやだったと本音を明かす清海ちゃん。表裏一体の二人です。A子ちゃんは黒い衣装、B子ちゃんは白い衣装と、衣装にもそれは現れていて・・・。「清海は家族思いのいい子だ。」(秀臣)秀臣さんの言うとおり、A子ちゃんは家族を思うからこそ、いい子にならねば、と思ってがんばりすぎて、ずっとそれをプレッシャーに感じていたんですね。「東京行き、お父さんに反対された。でもあたしかてええかげん、ええ子ちゃんのA子から逃れたかった。
ほやけど結局変われなかった。やっぱりあたしは、A子でおるしかないんやわ」(清海)今また、親のために自分の意志を曲げようとしている、それを何とか止めさせたい喜代美ちゃんだけれど、A子ちゃんの思いを聞くだけで、何もいえなくて・・・でも秀臣さんが、影からその会話を聞いてくれていたという幸運。それでお見合い話はなくなったけれど、(欲を言えばお見合い相手が見たかったな^^;)逆に秀臣さんが追い詰められてしまうことに・・・
そして喜代美ちゃんも清海ちゃんから白い石を返され、また深く悩むことに・・・
親離れの時
小草若ちゃんは草原さんの指導で「はてなの茶碗」に大兆戦!
ムリといったものの、草原さん、やっぱり教えてくれてはります。
でも「風格のない茶金さんですね。」(四草)
「なんでおまえがおんねん!」(小草若)「見ものですから」(四草)じゅげむ、子褒め、時うどんときて、いきなり『はてなの茶碗』はない、父の十八番の愛宕山をしたらどうかと提案されるも、キッパリ断る小草若ちゃん。その目には覚悟のようなものが・・・。そしてもう一方のライバル、草々さんは・・・
「どこのクリーニングに出したらこないなる?!」(草々)
ぼろぼろになってしまった、おかみさんの思い出のスーツに号泣。
四草さん、クリーニング代を浮かせと勇助くんに吹き込み、スーツを洗濯機で洗わせ、完膚なきまでにハカイするよう仕向けた模様・・・勇助君、えまーるで洗わなきゃ・・・もとい、たぶん・・・己が師匠になった身なのだから、いつまでも乳離れできてないようなことを言って、丈の合わないものを着るのはやめろ、と四草くんは言いたいのかも。「ひどい!ざるうどんかてごちそうしたのに~」(勇助)
やっぱりざるうどんおごらされたのね~(笑)草々さんにコロサレそうな勇助君は災難でしたけど・・・
四草くんの算段に気づいた草原さんは、さすが一番弟子ですね。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fwshop%2Fdata%2Fws-mall-img%2Fkamotenomen%2Fimg128%2Fimg10453723215.jpeg&m=http%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fwshop%2Fdata%2Fws-mall-img%2Fkamotenomen%2Fimg64%2Fimg10453723215.jpeg)
人を思いやること
「あの化石のこと、あんたはA子に手柄取られたと思ってたかもしらないけど、
ほんまはA子の方がしんどかったと思うで」(順子)
和田家の縁側で、落ち込む喜代美は順子に励まされる。
「ほやけど、そんなことはお互い様や。生きてたら人を傷つけることある。
ダラダラ生きてても、一生懸命生きてても同じ。人と関わって生きてるかぎりは」
そういうこと考えたこと・・・一度もなかった喜代美ちゃん^^;。
ずっと自分のことだけで精一杯でしたもんね。
人を思いやること。ようやくそれに気づけて、今、自分が周りの人にしてきたことは
一体どんなことだったのか、客観的に見られる時が来たようで・・・。狭かった視野がばっと広がってきたような。またひとつ、成長する転機が来てるところなのでしょうね。
あきらめ
物陰からA子と喜代美の会話を聞き、娘の本当の思いを知った秀臣は、
見合いを取りやめる。魚屋食堂へ行き、孫の顔を見て笑う秀臣。
そこへ小次郎が乱入し、「はてなの茶碗」よろしく、正平の箸が高く売れなかった、と文句をいって、ナゾの言葉の意味を問いただす。しかし・・・ ![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fcafe-garcon%2Fcabinet%2F00542072%2Fimg55365897.jpg%3F_ex%3D128x128&m=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fcafe-garcon%2Fcabinet%2F00542072%2Fimg55365897.jpg%3F_ex%3D64x64)
じっと箸を見るだけで何も答えない秀臣さん。
そしていきなり友春くんに「お父さん、製作所を畳もうと思ってる。」
子供によかれと思ってやってきたことを否定されてしまった秀臣さん。でも多分、それは子供のためだけでなく、自分の望みにしがみついたエゴでもあることに気づいたのかも。そしてかつて正太郎おじいちゃんが味わった思いを、今、自身も味わっているのかも・・・子供の思い、親の思い。微妙なすれ違いが哀しいです。 明日にはいろんなナゾが解ける? ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第125回 お見合い中止☆☆☆☆☆
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
プロフィール
Almada
野球観戦に命をかける観葉植物クッチーに、ちびっ子チサゴン来襲!危うしクッチー!
今宵のチャンネル権争奪はどうなるのか?!
マンガや日記でお送りする育児奮闘記。
|
カテゴリ
(1)
(29)
(98)
(158)
(23)
(3)
(1)
(1)
(2)
(5)
(3)
(3)
(3)
(2)
(4)
(5)
|
バックナンバー
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
|
|