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クッチーより愛をこめて

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2008年02月29日
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カテゴリ:ちりとてちん
血は水よりも濃し。血のつながりには敵わないと哀しむ秀臣さん・・・
やっぱり正典父さんは正太郎おジイちゃんにとって特別な存在なのかな。いや、でも・・・
うちの実家は名のある家でもなく、格式もなんにもないのですが、
やはり長男という存在を、特別なもののように感じることがありました。
うちは長女で姉でしたが、大学に進学したいと親に言った時、
「いずれは結婚して家を出て行く子に、そこまでしてやるお金はない」と
母に渋い顔をされ、かなり傷ついた覚えが。
それに比べ四つ下の弟は、生まれた時から両親とも腫れ物にさわるような扱いで、
就職先も父親に斡旋してもらい、いたれりつくせり・・・
姉の目から見れば、むちゃむちゃ可愛がられ、甘やかされて育ってきたように思えます。
ご飯のメニューはいつも弟の希望が通り、模様の綺麗な特別なお皿を使えるのは弟だけ。
行楽の行き先も大体、弟が希望するところ。
「お姉ちゃんなんだからがまんしなさい」と何度言われたことか~^^;
小学生ぐらいの頃は、どうして弟の言うことばっかりきくのぉ~、と
すごく嫉妬していたものです。
でも人の親になった今、うちもかなり両親に心配され、
深く愛されていたんだなぁと気づくことが多々あります。
家を出て、独り立ちして、そして子供を産んだからこそ、見えてきたものがあります・・・
今は心の病の弟も、いつか親の愛情に気づいて欲しいと願うクッチーです。
 
今日のちりとてちん。
 
「私にとって箸は家族の象徴でした」(秀臣)
 
正太郎おジイちゃんの工房で、秀臣さんが若狭塗り箸への思いを語ります。
まるで愛に飢えた子供のように・・・
 
追い詰められて・・・
 「製作所が危ないとは聞いていたけど、そんなに追い詰められとったんか」(正典)
食卓で、A子の見合い話が中止になったこと、秀臣が店を畳もうと思っていることを
小次郎から知る和田家の面々。みな製作所の経営がそれほど危ういことに驚き、深く心配する。
そんな和田家に深夜、血相を変えたA子がやってくる・・・。
父の姿が見えない、きっと和田家に来ている、と母に教えられて息せき切ってやってきたA子ちゃん。
糸子母さんが「A子ちゃん、落ち着きなれ落ち着きなれ」(糸子)と言って皆を点呼。
「不安な時は役に立たん者でも、仰山おった方が気持ちが楽になる」。
糸子母さん、いいなぁ。家族それぞれパジャマだったりティシャツだったりと
さまざまな就寝姿の和田家の面々が勢ぞろい。
小梅おばあちゃまは寝る時も着物でさすがです。
お店を畳む覚悟の秀臣さんは、正太郎おジイちゃんの工房の奥で座り込んでいました。
ずっと今までの思い出を、思い返していたんでしょうか・・・。
 
奈津子さんのプロ魂
「製作所たたむなんて。私がどうにかするやな」(A子)
「おまえにそんなこと言わせたくないから畳むんだ」(秀臣)

秀臣の言葉に目を見開くA子。そこへ奈津子がプロ魂を発揮し、勇気を出して訊ねる・・・。
「あのう、すみません。よかったら聞かせていただけませんか。製作所を畳もうと
決意した今、社長さんにとって若狭塗り箸って一体何なのか・・・」(奈津子)
「うちも聞きたいですな。聞きそびれたままでしたからな。
結局あんたにとって伝統若狭塗り箸とは一体なんやったんか」(小梅)
小梅に促され、秀臣は意を決して、塗り箸への思い、
そしてなぜ正太郎のもとを去ったかを、懇々と語り出す・・・
奈津子さん、どこまでもプロです・・・この重苦しい雰囲気で、本人にインタビューとは~。
さすがの小次郎さんも一瞬止めに入ってましたがな。
秀臣さんの語りは、箸への深い愛のこもった、長い長いものでした。
 
若狭塗り箸への思い
なぜ、川平慈英さんが秀臣さんに起用されたのか今にして解り、なるほど納得です。
ハーフの設定があったゆえだったのですね。父の国の習慣しか知らず、お箸を使えなくて、
母の再婚でできた家族の中で、ずっと疎外感を抱いていた秀臣さん。
「新しい家族になじめないのは箸が使えないせいだと思いました。」(秀臣)
だから一生懸命、箸の使い方を覚えて。そんな中、若狭塗り箸に出会って。
そしてその職人になるために小浜の人間になって。
秀臣さんにとって塗り箸は家族の証。箸への愛は家族への愛と同じ。
だから孫がお箸を使う様をみて、あんなに目を細めていたのね・・・。
でも歴代の職人の血を引く正典父さんが作ったお箸を見て、才能の違いを思い知って。
しかも自分は正典父さんの代わりになれない、と思い込んでしまって。
きっと、愛に飢えた子供だったんでしょうね。
だから自分も正太郎おジイちゃんに愛されている、という実感、
しっかりと目に見える証拠が欲しかったのかも・・・。
でも焦りと嫉妬で曇った心で作ったお箸は、曇った心で弾いた三味線の
寝ぼけた音のように、きっと輝きも半分だったんだろうなぁ・・・。
 
重苦しい雰囲気の中での秀臣さんの語りでしたが、その途中途中で入る和田家の面々の
反応とツッコミが結構面白くて、それで場が救われたように感じた回でした。
「うちはもう、ジェームス・ディーンやと思いました。」(小梅)
秀臣さんをそう評した小梅おばあちゃまの顔には、
一瞬、子を誇らしく思う、母親の顔が浮かんだような気がしました。
 
それと・・・
師匠の実子と、外から弟子入りした者。秀臣さんと正典父さんのそんな関係が、
草々さんと小草若ちゃんの関係に似ていて。(能力的には逆だけど)
徒然亭の場合はこれからどんなことになってしまうんだろうと、
今日は出てこなかった二人がえらく気になってしまいました。
 
明日は小梅おばあちゃまとのついに和解、でしょか 
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第126回 塗り箸への愛 ☆☆☆☆☆
 
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最終更新日  2008年02月29日 22時12分48秒
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