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テーマ:今日聴いた音楽(74578)
カテゴリ:音楽ETC
2月5日は関東地方は大雪でした。そして翌6日、高速道路はストップし、電車は遅れ、道では転倒する人が続出しーというてんやわんやの日、一人の偉大な音楽家が天に召されました。 もうだいぶ闘病生活を送られていましたし、たまに拝見する映像を見ても憔悴が感じられましたし、やはり病には勝てないものかーと思っておりましたが、やはり訃報には衝撃を受けました。 小澤さんのお兄様が我が家の隣町にお住まいで、その関係で、近所の小学校に合唱指導に来られたというニュースで、びっくりしたものでした。 ローカルニュースで、映像を拝見しましたが、子供たちは、よく知らないけれどエラい人みたいなリアクションで、指導に当たっていた音楽の先生は完全にがちがちに緊張されていました。そりゃそうですよね。真剣に音楽のすばらしさを子供たちに教え込もうとされていたようです。 ご病気になられてからは多分車移動されていたようですが、お元気なときは小田急線移動!だったそうです。 私の友人の御主人がたまたま小田急線に乗っていたとき遭遇したそうで、まさか世界のオザワがお供も連れずにーと二度見どころか五度見くらいしていたそうです。 私も引っ越してまもなく、成城学園の駅ビル・コルティのエレベーターの前で小澤ファミリーを拝見しました。奥様、お嬢様、ベビーカーに載ったお孫さんと共にエレベーターの来るのを待たれていたら、中々エレベーターが来なくて、いきなりエスカレーターに乗ろうとして、娘さんに「ちょっとー」と声をかけられていました、素敵なファミリーでした。 恐ろしく排他的、人種差別当たり前の頃のヨーロッパ楽壇で中央に君臨していた小澤さんはやはりすごい。動画は2002年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートです。このラデツキー行進曲はアンコールの最後で、指揮者がやれやれと緊張感から解放され、観客オケ共にノリノリで演奏する大好きな演目です。ニューイヤーコンサートの長い歴史で日本人はもちろんアジア人は小澤さんのみです。 信じがたいプレッシャーから解放された小澤さんのラデツキー、ブラボーですね。 コンサートは何回か行かせてもらいましたが、会場を感動の渦に巻き込む圧巻のステージでした。 ご家族に見守られ静かにご自宅で眠るように旅立たれた小澤さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 さようなら マエストロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.12 20:31:22
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