テーマ:バンドマンの語り場(1275)
カテゴリ:ピアノ&ギター
約1カ月ぶりにホームグランド・ピアノBAR「M」(写真左上=「M」の周辺)にお邪魔する。今回は同級生の友人H君(男性)と一緒に。友人はプロ歌手並みに歌が上手いので、学年でも有名だった男。僕は、時々彼を「M」に誘って、一緒に歌伴のお遊びをする。
しかし彼にも弱点があって、邦楽はポップス、ニューミュージック、フォーク、歌謡曲などめちゃ強いんだけれど、洋楽はフォーク、オールディーズくらいしか歌えない。洋楽ポップス、ロック、ソウル、ジャズなどは、ビートルズ以外はほとんど駄目。 そこで、僕は事前に彼に、洋楽の課題曲をカセットテープに入れ、歌詞とともに送って、「練習しておいてくれよ」と言いつけておいた。そしてこの夜、彼は苦笑いして、「あまり練習できんかったけれど、まぁなんとか頑張ってみるよ」と現れた。 彼が練習してきたのは、「Desperado」「Song For You」「Killing Me Softly With This Song」「Masquerade」「Honesty」等々。 洋楽の歌は、よほどよく聴き込んでいないと、メロディーへの歌詞の入り具合が難しい。歌ったことのない洋楽の歌に初めて挑戦する人は、たいていこれで失敗する。とにかく、よく聴き込んで、こつこつと地道に練習するしかない。 で、今回の友人との歌伴だけれど、「Desperade」「Killing Me…」「Masquerade」はほぼ10点満点だったが、「Song For You」は8割の出来(写真右=「Desperade」の収録されているイーグルスのアルバム)。 「Honesty」は、「まだ無理やなー、 もうちょっと曲をよく聴いてから、またやろか」と僕がダメ出し。プロ並みに歌が上手くて、曲も何度か聴いているはずの彼だが、歌詞カードを見ながら歌っても、洋楽っていうのは結構難しいのである。 さて、いつもの歌伴パートナーSさんとはこの夜は、新曲(これは珍しく僕の方からリクエストしたもの)に挑戦。AIという女性歌手の「STORY」という曲(写真左下は「STORY」のCDジャケット)。最近僕が一番気に入っているバラードだ。 AIは1981年生まれ。父が日本人、母が日伊のハーフという。小中学校を鹿児島で過ごした後、96年アメリカに渡り、ゴスペル・グループに入って修業を積んで、天性の歌唱力をさらに磨いてきた。僕は、「おそらくここ数年で大ブレイクするんじゃないか」という予感がする。 さて、「STORY」への挑戦は、やはり頼んだのがちょっと直前過ぎたこともあって、お互い、はっきり言ってまだ早かった(笑)。Sさん、ごめんね! 次回に再度挑戦でーす。気分を変えて、「Overjoyed」「Automatic」などを歌伴。こちらは息も合って、まずまず。 さて、僕はこの日、気分を変えてジャズ・スタンダードの弾き語りに挑戦。曲目は「Softly、As In A Morning Sunrise」「My Favorite Things」等々。初めての披露にしては、まずまずだったかなーなんて甘い自己評価。 お客さんでなぜかドラムとベースの上手い人がバックをつとめてくれて、なかなか得難い経験でありました(とくにベースの人、めちゃ上手かった。有難う!)。こんな出会いがあるから、ピアノBAR通いはやめられない。 人気ブログランキングへGO!→【人気ブログランキング】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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