テーマ:今夜のばんごはん(50015)
カテゴリ:クッキング
「缶つま」って知ってますか? その名の通り、市販の缶詰の中身を活用し、ひと工夫を加えた「(酒の)つまみ」という意味なんですが、今、この「缶つま」が静かなブームとのことです。約130種類の料理を紹介した「缶つま」という本(世界文化社刊、税込み1050円)=写真左=まで出ています。
![]() とにかく手に入りやすい市販の缶詰を使って、料理の素人でも、短い時間で、簡単にできるというのが「缶つま」の魅力です。もし、ご家庭のコンロが3口であれば、5~6種類の料理を同時並行にやっても、30分以内で出来ます。突然の来客に出す手軽な一品にもなります。 で、うらんかんろもこの本を参考にしながら、「缶つまで晩ご飯」に挑戦いたしました。メニューは6種類。1「ひよこ豆の素揚げ」、2「アスパラガスの冷製2種」、3「マッシュルームのベーコン炒め」、 ![]() それぞれの作り方を簡単に説明しておくと、まず1の「ひよこ豆の素揚げ」=写真右=は、ひよこ豆を缶詰から出し、水気をしっかり切った後、180度くらいの油でカラっと揚げます。 揚げたら、熱いうちに素早く塩、コショウをするだけ。製作時間は5分ほど。食べる直前に揚げるのがベストですが、冷えても全然美味しいです。 ![]() 2の「アスパラガスの冷製2種」=写真左=はホワイトアスパラの缶詰を使います。マリネ液に漬けるのと、黒胡椒などのスパイス(クローブ、ナツメグ、パプリカ・パウダーなどお好みで)だけでシンプルに食べるのとの2種。 前者はマリネ液がポイント(玉ネギとパセリのみじん切りにハチミツと粒マスタードを加えてよく混ぜます)。これをアスパラガスにかけて漬けておくだけ。これも5分で出来ます。飾りでうずらの卵の水煮を添えます。 ![]() 3の「マッシュルームのベーコン炒め」=写真右=は、マッシュルーム(ホール)の缶詰、ベーコン、パセリ、パルメザンチーズ、バゲット(フランスパン=1本の3分の1~4分の1くらいを)を使います。 (1)まず、食べやすい大きさにちぎったバゲットを油をひかないフライパンで少し焦げ目がつくまで焼いて置いておきます。 ![]() (2)次に、2~3cmに切ったベーコンとマッシュルーム(缶汁は捨てる)をオリーブオイルで炒めます。 (3)(2)にバゲットを加えて、バルサミコ酢と黒胡椒、パルメザンチーズを振りかけ、味を整えたら完成です。これは10~15分かかります。 4の「コンビーフ・チリコンカン」=写真左=の材料は、コンビーフ缶(ノザキ社製がおすすめ)、ビーンズ・ミックス缶、トマト缶、フライドオニオン。 ![]() コンビーフをしっかり炒めた後、ビーンズ缶とトマト缶、フライドオニオンを加えてさらに炒めます。最後にウスター・ソース、チリパウダー、黒胡椒で味付けをしておしまい。5~10分で出来ます。 このコンビーフ・チリコンカンはそのまま食べても、バゲットにのせて食べても美味しいという優れもの。しかも保存が効くので、作り置きができます。 5の「オイルサーディンのキッシュ風」=写真右=は、オーブンを使った一品です。 耐熱皿にオイルサーディンとパプリカ(短冊型に食べやすい大きさに切る)を並べ、ピザ用チーズ、フライドオニオンを散らします。そして、上から卵液(卵1個、牛乳4分の1カップ、塩・胡椒少々)をかけて、オーブンで20分ほど焼けば完成。 ![]() 最後の6「ホタテのスープ」=写真左=はホタテの缶詰を缶汁ごと小鍋にいれて温めます。そして、水250ccと白ワイン50ccを加えます。 彩りにミックス・ベジタブルも少し入れて、最後に、洋風っぽく見せるためにクレソンを散らします。これも5分もあればOK。 で、この6品を食べた感想ですが、3と4は最高! 定番メニューにして、また作ってみようと思う気になりました。1もビールにも白ワインにもめちゃ合いますし、2もマリネ液に漬けた方は高い評価でした。しかし5と6は、連れ合いと「あまりたいしたことはない」という意見で一致しました。 皆さんも「缶つま」に一度挑戦してみてはいかがでしょうか? 工夫次第でとても缶詰とは思えない素晴らしい一品に変身しますよ。 【おことわり】文中で紹介した作り方は本と同じものもありますが、うらんかんろの好みで若干アレンジを加えているものもあります。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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