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カテゴリ:幼稚園事情
アメリカに来てびっくりしつつも抵抗があったのが学校でのファンドレイジング。
これは何かといいますと、生徒がカタログを持って帰ってきて物を売るんです。で、売り上げの一部が学校にキャッシュバックされるというシステム。すごい学校になるとたくさん売った生徒に賞品を用意していて競わせたりします。 日本なら子供が物を売ったりしませんよね。たとえば幼稚園のPTAでバザーをするとかお祭りをするとか。お金を稼ぐ活動はあるけれど子供が何かを売ったりはしないわけです。 でもアメリカでは平気で子供が物を売るの。近所の子が夕方やってきてチャイムを押すので出ると「学校のファンドレイジングです。雑誌の購読を申し込んでくれませんか??」と…。 子供相手だから 断ると心が痛む *でも雑誌読めないから断るけど(笑) そしてお嬢さんが幼稚園に入園した去年。ファンドレイジングのカタログを持って帰ってきても 払うもの(保育料)払ってるし これ以上いいでしょ と思ってたんです。 これがほとんどの人の本音。だってカタログで買うよりも好きなお店に行って買ったほうが満足できるもの。 でも幼稚園の役員になって幼稚園の年間予算をみてわかりました。 保育料だけじゃ ぜんぜん足りない!! 幼稚園は義務教育じゃないので競争が激しく、そう簡単に保育料を値上げできないんです。 でも先生を研修に行かせたり、他の幼稚園とは違うことをして魅力的な授業をアピールしたり。そういう努力にはやっぱりお金がかかる。 *そういうこともしないと生徒が集まらない。 ちょっと去年の態度を反省しました。 今年もやっぱりカタログから買うものは多くないけれど(ギフトラッピングなどを売るカタログで、親戚同士でクリスマスプレゼントを交換できない私たちは大量には要らない)そのかわり現金で少し寄付しようかな、と考えてます。 別に役員だからというわけではなく、ここに住み続けるならチビコさんも通う幼稚園になりますから、先生も授業もレベルアップして欲しいし。 事情がわかった今でも子供が売り上げを競うことはとても嫌です。 でももしも去年の私のように「払うもの払ってんだし」という方がいたら、学校側の事情もわかって欲しいなぁと思って日記にしてみました。 あ、近所の方でラッピングペーパーや紙袋を買ってもいい人がいたら遠慮せずにどうぞ(笑) ランキングも遠慮せずに、ささっ、どうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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