ぴなころもち

城崎からの帰り。

ちょうど、お昼に通りかかった宮津の
「魚料理　ぽ○太」というお店で食事をすることになった。
（主人が決めた）

子供たちは「え---！さっきマクドあったから
マクドがいい----！」と不満そうだったけど

なかなかおいしそうなお店。

中にはいると
カウンタ－席はいっぱいで
奥の座敷のほうへ案内された。

3つの座敷があったのに
電気代節約のためか、
2つの座敷は真っ暗だった。

電気のついてるところは、前の人のお皿がまだ残っていた。

おかみさんが手早く片付けてくれる。

・・・。ここまでは普通だった。

ここから、？と思うことがいっぱいあった。

「子供さんたちには冷たいお茶、お母さんには熱いお茶で
いいですね？」

と聞かれたので

「あ、私も冷たいお茶で・・・」
というと

思いっきりあっちゃ---って顔になって

「できたら・・・熱いお茶で。予算の関係で・・・」
と言われた。

予算の関係、なんてお客さんにいうかな・・・。
驚きつつも、

「じゃあ、熱いのでいいです」
と答えた。

ちょっと気分が悪かった。

そして金額のないメニュ－を渡された。
時価ということらしい。

値段を聞くと金額が高いのばっかりだった。

心の中で

うそ・・・・と思った。

カウンタ－でよその子供さんが食べてた７巻のにぎりセット。
特に上等なネタはのってなさそうだったけど

値段を聞いたら１９００円だった。

・・・。

私の機嫌をとるためか主人が
「いかそうめん、とろうか。」（私はいかの刺身が好き）
と言うと、おかみさんが

「あ-、これはいいネタを使ってるので
値段のわりには量が少ないんですよ・・・」と
言ってきた。

そのあとも「これは？」と聞くものが
ほとんど
「今日ははいってないんです～」だった。


主人はにぎりセットひとつと定食ひとつ、そして刺身の盛り合わせを
注文した。

定食も４０００円だった・・・。

にぎりセットは子供用だったので「さびぬき」で注文した。

にぎりが到着。
最後にてっぷちゃんがタコを食べようとした。

でも、なんかうっすら緑色。

「ちょっと、まって」と私が制止し
タコをはずすと、わさびがはいっていた。

ちょうどおかみさん（もうおばちゃんと呼ぶことにする）
が通りかかったので

主人が「タコだけわさびがはいってました・・・。(^-^;」
と苦笑して告げた。

そしたら、

普通の神経の持ち主だと、まずあやまると思うんだけど

「え？？入ってた？？？
●●くん、わさびはいってたって！」と板さんに。

そしてあやまるどころか

「メニュ－、返してもらえる？」

も-、この店の印象、このおばちゃんが１人で下げまくってる。

メニュ－なんか、全席に用意しとけ！
お茶ぐらい、うだうだ言わずに、気持ちよくだせ！
そしてそのお客をなめきった口調、どうにかせ---！！！

肝心の味は・・・
まあおいしかったけど、値段高すぎ。
値段に見合う、店の雰囲気がない。

タコをさびぬきでもう一度もってきたところだけは
許してやる、って感じ。

帰り際も
おばちゃんは店にいなくて、若いアルバイトの子と板さんだけだったけど

普通は客が帰ろうとしてたら
板場からでも

「ありがとうございました--！」って元気よく
言ってくれるのに

ここの板さんは知らん振りだった。

一応
「ごちそうさまでした-」と声をかけたら

「ありがとうございました-」って返事してきたけど。

もう２度と入らない。この店。
きのうの城崎の「えの本」さんと大違い。

大満足でおなかいっぱいになったえの本さんの
心のこもったおもてなしと
このエラソ－な店の料金がほとんど変わらなかったっていうのも
気に食わない。

主人は
「ま-、俺が店えらび失敗したわ。ここは俺が払うわ・・・」
と失敗を認めて払ってくれたからよかったけど・・・。

ほんと、高飛車な店だった！