ワールドチャンピオン活用術(フェラーリ250LM)
長すぎてテンションがた落ちのF1グランプリもようやく幕引き。ホント、長けりゃいいってもんじゃねーよ。特に退屈な興業を延々と見せられたりしたら、その苦痛たるや。。。って今年は一戦も見てないけど(笑)それでも昨今は、PC開けばヤフーニュースって具合に(トップページにしなきゃいいんだけど)否が応でも情報は入ってくる。ダメダメホンダは最終戦でもやっぱりダメダメ。アブダビの直線スピードは、メルセデス(ウィリアムズ)の30キロ落ち(笑)まあ、レースは直線スピードだけじゃないとはいえ、オハナシにならん。よくもまあ、ダブルチャンピオンが辞めないもんだ。ってかこのご時世、王者といえど再就職は難しいもんで、これはこれで困ったもんだ。 今年はヒュルケンベルグがルマン勝ったけど、そんなの異例中の異例だ。昔は、F1からCARTとかナスカーとか、耐久レースとかツーリングカーとかラリーとか、ありとあらゆるカテゴリーに、ゴリ押しだろーがなんだろーが潜り込めて、うまいことそこでも王者獲ったり。今のドライバーが下手ってーことじゃないんだけど、もう究極に専門職すぎるよね。フォーミュラドライバーはそれ以外じゃ使い物にならん。ハコで物凄く速くでもフォーミュラじゃ使い物にならん。特化することが悪いとはいわんが、どのカテゴリーももう少し許容値を下げるっつーかドライバーが行き来可能なマシンにすりゃあね、とも思う。なら、F1に固執して(つか、それしかドライブできない)見苦しくもがくワールドチャンピオン二人なんて絵柄はなくなるだろうよ。ミニカーコレクターとしても毎年毎年フォーミュラのアロンソだけじゃあつまんねーし、かといってフォーミュラ離れたら引退だし。バトンの乗るNSX-GTとかアロンソのWRCポロとかさぁ、ちょうどセナの956みたいに、コレクション拡張するじゃん。ルックスマート1/43 フェラーリ250LM "1965年ルマン24h優勝"#21 マステン・グレゴリー/ヨッヘン・リント 今のところフェラーリ最後のルマン優勝車、F1ドライバーコンビの250LM。まあ、フェラーリはF1以外やらんって言ってるから、ホントに最後の優勝車になるかもしれんが。これまで、68年7位のパイパー・アトウッドの中途半端なアシェットモデルしか持ってなかったんで、あんま好きなマシンじゃないけど、ちゃんとしたのをひとつ持っておきたかったのよ。ヨッヘン・リントドライブのマシンだし。 下手なデフォルメのアシェットモデルしか見てない目には、なかなかいいじゃん250LM、である。もっとルーフが高い印象だったんだけど、ルックスマート(その実スパーク)のは低重心に見えて、いいねえ。ま、そーゆーディフォルメにしたのかもしんないけど。 メイクアップとフェラーリの契約が切れちゃって、今やマトモなフェラーリモデルはスパークに頑張ってもらうしかないんで、たとえバッジエンジニアリングのルックスマート名義でチョイ高になっても、実質メイクアップよか価格抑制になってるんで、まぁ良しとすべきだね(エッチングのワイパーが外れてたのはいただけないけどな)。ってか、いつまでもガキ向けのブラーゴなんてやってんじゃねーよってハナシ。飽和状態でドイツ車に負けっぱなしの欧州市場からすれば、北米にしか目が向けられないフェラーリ社の事情も分からんでもないが、少なくとも実車は工芸品(決して工業製品ではない)なんだから、トイ戦略だって、ガキ相手のミニカーから細部まで作りこんだ大人のミニチュアモデルへ脱却しろや。