台北(台湾)旅行雑記 3
台湾旅行者は必ず故宮博物館に立ち寄る事となる。前回は遥か昔の事なので、何を見て感動したか全然覚えてないが、現場へ行けば建物の立地位は思い出せる。 今回もバスからのエントランスはうっすら記憶は戻ったが、館内は驚くほどきれいに改装されて、主な展示物は360度どちら側からでも眺める様な展示方式になっていた。但し撮影はフラッシュなしでも許可されず、従って内部写真は0・・・。今更いい訳だが、展示物は一期一会で唯々、その財宝に驚嘆するのみ、 案内のガイドも良く勉強していて、判りやすかった。帰国後、NETで調べると、以下を駆け足で見た・・らしいとでも表現しなければ、とても、覚えられない年代は不順だが、2階では、ガイド付きで「繋がりと融合・・六朝・隋・唐 (221~960) 」「新しい典型の建立・・宋・元 」「新装飾の時代・・明代前期の官営工房 (1350~1521)」「官民が技術を競う時代・・明代後期 (1522~1644) 」「盛世の工芸・・清代 康熙・雍正・乾隆 (1662~1795) 」「現代に向かう・・清代後期 」の6室3階では一人で駆け足で「文明の曙光・・新石器時代 」「古典文明・・銅器時代 」「青銅器工芸の謎 」「クラシックから伝統へ・・秦・漢 」の4室を見たらしい・・どれがどれとも優劣なく、唯々感歎するのみで、記憶がぼける程・・結局は前回と同じ事兎に角、日本国内の博物館が束になっても、こればかりは勝負にならない程素晴らしい・・・ それより、清朝最後の皇帝溥儀を紫禁城からの退去させ、戦時下北京から持ち出した財宝が一万数千箱その後上海・南京・武漢等転々と移動し、国民政府が軍艦で台湾に持ってきた際には、その数は二割の2972箱それでも、超一級品ばかりで65万点あるわけだから、その間散逸したり、盗まれて鋳潰された、金製品の数々には物凄い裏話があるのだろう。一度北京紫禁城の故宮博物館も比較の為、是非覗いてみたいものだ・・・・ blogランキングへ