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カテゴリ:生命科学
というわけで、本日も「概算要求」のための書類作成と資料収集である 午後、一時間ほど学部全体の共同利用機器の運営委員会に顔を出す以外は、ずっと書類作成にかかりきりである。概算要求としていくつかの大型の測定装置(例えば御本尊のNMRであるとか、LC-MS/MSであるとか、顕微鏡関連とか)について、14日の文部科学省事前ヒアリングにはカタログも添付しなければならないとのこと(こういうことが急に判明して、現場がおたおたする・・・もう慣れたし驚かないけどさ)。 NMRに関しては、前々回の予算申請(ターゲットタンパク)や前回の予算申請(CREST)のときから、営業関連のとってもえらい人に絶大な支援をいただいているので、今回も無事書類が入手できる。日本ブルカーの皆様、どうもありがとう。ところで、日本ブルカーといえば、先週アプリケーション部門のW博士が発表していた技術情報のなかで1.7mm TCIプローブの性能が目を引いた。このプローブ、0.1% EB試料でのS/N数値は、数年前のnon-cryoのTXIプローブ並みなのだが、その性能が、円濃度を上げていってもほとんど下がらないのである。絶対的に少量しかとれない試料について、これを使ったアプローチというのは魅力的である。 書類をもってきていただいた大阪営業所のK氏にも、設置予定部屋をみていただく。今はUVメータと消耗品の段ボールが山ほど置いてある、が、こちらのやる気だけはわかっていただく。 さて、その他の資料であるが、業者との意思の疎通が十分でなかったせいで非常に後味が悪かったのが、某A社のLC-MS/MSである。この装置は、おもに医学系研究科のA先生のラボが利用したいという要求を出されているのであるが、A先生にはもし予算が通ってもA社じゃなくて別の社にするよう強く進言しようと思う。肩書きが教授だろうが特命だろうがなんだろうが、相手が新参者や下っ端だと思うといきなりナメてかかって対応に手を抜くような会社なのではないだろうか?そういうところに限って、買う予算も買う予定もない顧客に対して、アポなしで押し掛けて延々無駄な営業トークをしたりするのだろうと思う。 ヒアリングに備えて説明用のパワーポイント資料を作成しなおす。うまくいくといいのだけれども。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.25 14:38:15
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