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2007.07.10
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カテゴリ:生命科学

今週こそYK君のrejectくらったNMR構造決定の論文を、再投稿するぞ、とがんばってデスクワークの時間をつくり、集中するのであるが、ぼちぼち月末に向けて出張予定や会議の予定が入ってきた。なかなか腰を落ち着けられないなあ。

とりあえずMol Microbialという雑誌のオンライン投稿のアカウントを開き、いろいろ記入して、好ましいreviewerを選ぶところまで行き着くがそこで時間切れ。緊急招集のグローバル しぃおぅーいぃの暫定実行委員会が開催されたのでありました。

でもうちの大学のグローバル、かなりユニークなテニュアートラックの教育評価システムなので、いい人が集まってきていい仕事がでたら、ちょっとすごいことになるんじゃないかと思います。Piyotaは膜蛋白質・膜結合蛋白質に関して、しぃおぅーいぃと微妙に連携しつつ、ともかくいい研究をすればいい、ということだと思って、気楽な気分で会議に参加していました(でも、その後、気楽に参加するだけじゃなくてもっとちゃんとコミットしないとだめ、ということがわかりましたけどね)。

鶴見にいたときと神戸での雰囲気の最大の違いは、このあたりだと思います。鶴見は、ある意味似たような分野の人が特別濃く集まっていたせいで、「みんなまじめに研究する人たちばっかりだから、自由闊達にやっていいよ」という雰囲気でした。神戸は、比較的年上のエスタブリッシュされた先生方が「若い人にもっともっといい仕事してもらうように」と、(どちらかといえば)よい意味でのポジティブなプレッシャーがどんどんかかります。それを実現するために予算をとってきたり、戦略的に後押しするようなカリキュラムをつくったり、大学全体の施策に影響を与えたり。自由な雰囲気のなかに、さらに「もっとよい研究を」という雰囲気があります。その違いは神戸の場合は医学部(医学研究科)が引っ張ることで大学全体(あるいは少なくとも大学の生命系)をアピールして、大学全体の生き残りにつなげようというコンセンサスが、なんとなく感じられることかな、と思われます。そういう学風だからこそ、若手研究者育成の起案にも斬新さが出てくるのでしょう。あるいは言い方を変えれば、「看板」となる名物教授・名物研究者が外部予算獲得のときには必要です。そういう看板教授を外部から専任や客員としてリクルートすると同時に、内部でも次世代の看板を育てる、その内部で育てるほうの気運が強いと感じるのです。

それでは鶴見はどうでしょうか?離れた今だからこそ、あえて書きましょう。これから地方大学・公立大学をとりまく環境は、ますます厳しくなると思いますが、それを打開するヒントになれば幸いです。つまり、積極的にもっと若手に投資しつつ、若手にプレッシャーをかける、という機運が弱いような気がするのです。助教制度が導入されて、助教も大学院生(修士)の指導ができるようになったのだったら、さらにもうひとこえ「独立助教」を作ってもいい。ともかく、鶴見や本部には、若手(たとえば若手准教授や助教)を積極的に育てよう、というある意味おせっかいな学風は少ないような気がします。もちろん、若手が勝手にがんばって出て行く分には足をひっぱったりはしませんけどね。でももっともっともっと積極的に、将来性ありそうな博士課程学生やポスドクに、半独立に研究費をつけたりラボを構えさせたりとかをしたらいいと思うのです。そのあたりは理化学研究所も準主任研究員制度など、整備が進んでいると聞きます。ここ数年で、とくに振興調整費若手育成資金やグローバルスィオゥイィーがあたった大学を中心に、若手育成テニュアトラック制度がどんどん整備されるに違いありません。その先陣を切るような制度の整備は、鶴見をもっと魅力的にすると思うのです。

それにしても「いい研究」ってどうやったらできるんでしょうねえ・・・それが一番の問題デス。





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最終更新日  2007.07.13 12:49:40
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