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カテゴリ:生命科学
明日から二日間、蛋白研にてNMR測定をお願いしているので、それに準備するためにウェットラボに入る。NTさんとT先生が整えておいてくれたおかげで非常に使いやすいウェットラボ、鶴見のラボによくにたような物品や試薬の配置になっている。
とりあえず、バッファを作製して、試料を濃縮し透析する。なんと、神戸での初バッファである。それと、もう一方の難題であるペプチドの溶解度試験。極微量で、DMSOにとけるかどうかと、それを水に希釈したときに再度沈殿が現れるかどうかを確認する。で、えいやっとやってみると、DMSOには非常によく解けるが5倍希釈でバッファに滴下すると、なんとなくにごる・・・やな感じ。ぎりぎりという感じである。 さて今日は日中、悲しいおしらせがあった。 研究費の助成金の不採択通知が届いたのである。 追って、不採択の理由書と点数の内訳書が届くであろう。 かれこれ何連敗しているのかわからない。阪大のT大先生は、「きみくらいの業績があればもっともっと研究費とれるはずや」と励ましてくれるんだが・・・・どうもまだまだ修行が足りないらしい。次回に期待。 今日から、共同研究を頼まれている同じフロアKu先生のところの学生さん、Sくんが15N試料の培養にやってくる。非常に仕事が的確で頼もしい。その一方で、日中は電話で鶴見のA君から進捗状況のヒアリングと軌道修正。まあPiyotaの言葉足らずなところが一番よくないのだが、こちらの意図などを一発で理解してくれないのでけっこうもどかしい。それでも、同じ場所にいればもう少し意思疎通が進むのであろうが、横浜と神戸の距離は遠い。そうこうしているうちに、Piyotaのケータイが電池切れになるし・・・。鶴見のカリキュラムでは、M2の夏に修士論文の中間発表を行うことが義務付けられている。短い時間に自分のやったことを、メリハリつけてプレゼンすることのなんと難しいことか。常日頃の努力がものをいうわけだが、誰しも直前に大慌てとなる。やっぱり・・・いわんこっちゃない。 でもって日中はW商会の方がSP・・・という安定同位体の会社の方とともに情報提供に来てくださる。そこで得た情報のうち面白いなとおもったのが、二年前のNMR討論会(アジアパシフィコ)で早くもブースが出ていたオックスフォード社の13C有機化合物対応のDNP装置。日本語で説明を受けて、ようやくそのすごさが理解できた。なにやら横浜にデモ機が設置されるらしい。 そんなこんなで試料調整が完了したのは夜の10時ちかく。21日の班会議のためのプレゼン資料&調査が一向に進まない。明日早朝からとりくむことに・・・・スタミナをつけるために、夕飯はラーメン屋さんじゃんまるで、チャーシューつけ麺。美味。すっぱい味はひょっとしたらJも気に入るかも! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.21 00:52:45
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