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2007.10.29
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カテゴリ:生命科学

今日はバイオインフォマティクス推進事業の研究進捗会議でした。

みなみな科研費申請書シーズンということで、結構くたびれている先生が多かった。LIBRA回転関数の中の人も、ひどくお疲れのようで元気がなかったです。

Piyotaは早起きして早朝の新幹線で10時前に品川について、まず大学院生のA君と一時間対策会議をしたりしてたので、結構くたびれていたけれども・・・LIBRAのなかの先生はそれの比ではなかった。うんうん。

それからY市大鶴見のK教授も結構くたびれてまして、一足先に帰られてしまった。先生、腰お大事に・・・この時期、予定されていた海外出張キャンセルになって本当によかったですね・・・。

そのK先生からは、大学における学位審査の制度的難しさの問題について相談を受けました・・・K先生も大変そうです。Piyoも一時期同じラボにいて、英文学術論文の共著にもなったことがあり、現在京大でがんばっているT君の件です。何があったのか大まかには理解していますが、研究のデータその他の進捗状況にはまったくタッチしていないので、なんとも援護射撃が撃てません。ただはっきりわかっているのは、T君は本人が自覚してなりふりかまわずにあと半年前に動きはじめていれば、余裕で学位がとれていた、ということです。

そもそも、T君は、現在とりくんでいるテーマ以外に、もう一本論文を書くだけのデータを持っているのに、なんだかんだ理由をつけてこれまでそれを投稿するための準備を延ばし延ばしにしていた、もしくは努力を怠っていたのです。もちろん、その成果は、あくまで修士論文の延長での小ネタなので、トップジャーナルに出すのは難しいでしょう。でも、切り口を変えて整理して丁寧に議論すれば、それなりにそれなりのところに出すには十分のネタで、それができていれば学位取得も奨学金返済免除申請もはるかに楽だったのに・・・。今年5月には別の論文がPNASに出たので、T君が論文を出すチャンスは今年ももう一度あった。それを書かなかったのはなぜなのか、正確なところはPiyotaにはわかりません。Piyotaはあとで述べるうちの学生さんに特有の一種のプライドのせいじゃないか?と思っているのだけれども、一部の先生の意見ではそもそもそれだけの処理能力がないのではないか、という観測もあります。

なので、断定的に書くのは危険なのだけれども、どうも2004-2006年にうちのラボに在籍していた大学院生やポスドクの人の中に、悪性のCNS症候群(トップジャーナル症候群)が蔓延しており、そのせいで冷静かつ客観的な判断ができなくなっているんじゃないかなあ?と思われます。もちろん、現実的であること、というのは「見た目のカッコ良さ」とは無縁です。でもほとんどの研究は、地味な作業の連続であり、退屈な繰り返しの連続であり、でもその中に小さな知見や発見があり、それを積み上げてはじめて華々しい研究に結び付くのではないか、ということ。Piyotaの好きなドメインハンティングなんていう研究スタイルは、サイアクに地味な分野なわけです。それを覚悟しないとやってられない。でも、トップジャーナル症候群に毒されると、そういう地味な部分をすっとばして、自分だけが運良く脚光を浴びれると勘違いしてしまうのではないでしょうか?

でも、これは、鶴見の大学院講義でNature Jpn編集部の人に講義してもらったりしたカリキュラムにも功罪がかもしれません。鶴見にかぎらず、大学院生の人材難に泣く多くの大学院大学は、学生を勧誘する時に、「ほ~ら簡単、あなたもわたしもトップサイエンティスト」みたいな宣伝をしがちになるのです。

今日のお昼  http://www.ilgrappolo-damiura.com/       パスタ絶品
今日の晩御飯 http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13031313/   地中海料理ナイス ワインも満足

FORTEのなかのひと(T師匠)の壮行会を兼ねて、EzCatDBのなかのひと(NN師匠)からアロマテラピーのレクチャーをうけながら、地中海料理を堪能してワインをごちになりました。Theodora(目黒)最高。なお、このお店はとある昼食blogでも有名なeF-siteのなかのひとのご推薦です。K先生どうもありがとうございました。

ということで、来年度、なんとしても米国出張をしますので、よろしくお願いいたします。
T師匠のUC-Berkeleyでの益々の大活躍を心からお祈り申し上げます!! (^-^)__V





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最終更新日  2007.12.01 14:09:59
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