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カテゴリ:その日の市況
今日は、日本時間8日0時過ぎのアメリカポールソン米財務長官会見がすべてだった感じ。政府系住宅公社に公的資金投入→金融不安の後退ということになり、金融株が冗談のように爆上げしてしまった。また、金融不安に端を発する消費関連や設備投資関連、投資先の不動産なども当然のようにあがった。 日経平均 12,624.46 △412.23 金曜日に、「常識的に考えるのがバカバカしくなる状況」と書いたが、今日は金曜日の逆の意味で「常識的に考えるのがバカバカしくなる状況」。光のメガバンクと、影の電力株の様相と言った感じだった。 【メガバンクの爆上げについて】
これは仮定でしかないが、三井住友の上昇率(15.21%)をそのままみずほ・三菱UFJに適用できればみずほは62千高の475千、三菱UFJは114円高の864円で終わったことになる。 【NTTと電力株の下げについて】 電力株は、逃避資金が戻ったことと、金融不安からの景気後退懸念が後退することに伴う原油の再上昇のダブルパンチを食ってしまった感じ。 ◇ ◇ ◇ 民主党が総裁選をやるとか、福田康夫がそこにぶつけるように退陣するとかあったが、「そんなの関係ねぇ」というのが今日の流れだった。 今朝の新聞一面は「米国住宅公社への公的資金投入」が並び、アジア市場では上海を除いて軒並み大幅高。欧州市場も寄付きから大幅高。NYが仕上げになる。 あしたの東京はどっちになるかは、NYの日中の動き次第となるので、要注目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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