プラチナヒルズの片隅で(corner of Platinumhills)

今日も公的年金のKY買いが入って相場が酷くなってしまった。
酷い奴はどんなに取り繕っても酷い。本質を直さないと修復不能なのに、厚化粧でごまかそうとする。

今日は10-11時、13-14時にその気配が現れた感じだった。

東京と同じ時間帯に開場しているアジア・オーストラリア市場と比較すると、東京は相対的に下げていない流れとなっていた。
しかし、それはディフェンシブバブルの様相を呈し始めている事で、弱さを軽減しているに過ぎない。

原油安に伴い、痛みつけられていた紙パルプ、電力・ガスが高かったのは理解できる。紙・パ、電力・ガスに原油安は確かにメリットだ。
しかし、原油安の原因は景気減速に伴う需要減が原因。需要減少は紙やエネルギーにも及んでしまうのは自明だ。
従って、今日の上げはポジティブ要因しか見ていないことになると判断するしかない。

結局、ディフェンシブバブルに、原油安メリットが大きい紙パルプ株の上昇が加わった以外は、軒並み安になってしまったような錯覚を覚える一日となってしまった。

日経平均　 8,328.41　▼194.17
TOPIX　　　  835.44　▼15.05

最近の公的年金については、裏付けられるブログがあることが発見できた。そのアドレスと、その内容についての私的所感については、今日の次のカキコに書く形にします。

きょう場中に見つけたニュースと言うもので、新たな発見はなかった。

• 野村は、リーマン出身者数十人に退職勧告した。
• 米GMは、ディーラーへの販売奨励金の支払いを遅配することになった。
• 米フォードは、保有するマツダ株33.4％のうち20％ほどを売却することになった。
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000135-jij-int

ひとまず、ここで終わりとします。