もしかしたらインフルエンザに罹ってしまったかもしれない。特に過労気味でもないのに、不思議なだるさを感じてしまう。熱っぽさとかとか寒気とかは感じないからなおさらそう思ってしまう。
今感じる異様なだるさは、タイキシャトルの引退レースを中山競馬場へ見に行った翌日(98/12/21)以来なので、10シーズン振りというところ。かなわん。
10シーズン前の状況は以下の通り。
朝起きたときから異様なだるさがあった。目覚め後だからだろうと思って会社に行ったが、その後もだるいまんま。あまりにもだるさが取れなくヘンな感じだったので、部長に断りを入れ、さっさと帰った。その後、自宅近くの診療所(今は先生が亡くなられたのか、閉院してしまった)に行ったところ、「インフルエンザ」とは言われなかったものの、暖かくして休むように見たいな事を言われたとともに、薬を処方された。診療所に行ったあとはひたすら眠りについた。その後どうしたかの記憶はすでに残っていないが、その日と、天皇誕生日で祝日だった翌日はひたすら寝ていたはず。結局、日常生活に戻ったのはクリスマスイブの24日だった。
10年ちょっと前の昔話をしても仕方ないので、本題に戻ります。
今日は大幅安だが、大引け前は奇妙ほど底堅い相場だった。しかし14時45分に底が割れた。
そんな展開が23日の株式市況だった。株価材料になるような話は少ないので、「ソニーショック」と片付けられてしまいそうな格好になってしまう。実際には君津製鉄所にある高炉3基のうち1基が休止となる「新日鐵ショック」の日でもあったのだが、多くの家庭にある電気製品のSONYの方が、マンションの柱とか自動車用の鋼板とかを供給する新日鐵より一般にはインパクトが大きいのは言うまでもない。
クルマが売れず、電気製品も売れない。ついでに、まだ十分に使える自動車や電気製品が借金のカタに中古車ディーラーやリサイクルショップなどに流れるので、さらに新品は売れにくくなってしまう。マンションは叩き売り状態なので新規着工は望みにくく、オフィスビルも空室率上昇なので期待薄。
ソニーの赤字は消費者の需要減少をストレートに反映したもの。消費者が新製品を買わなくなると、製品を作るための素材が売れなくなるのは当然。その結果が、新日鐵の高炉1基の休止につながってしまったという事。平たく言えば「負のスパイラル」ってやつです。
結局、負のスパイラル状況がストレートに株価に反映されてしまったとするのがよさそうな、一日の流れでした。
日経平均 7,745.25 ▼306.49
TOPIX 773.55 ▼22.36
JASDAQ 44.80 ▼0.07
個別では、消費者金融からの借入金利息過払いの時効の件で「借り手有利」の判決がきのう出た事が効いている。これは全面安の流れとは切り分けて考えないといけない。
武富士(609▼81)プロミス(1617▼268)アコム(3060▼370)アイフル(192▼24)
ここまでが23日の市況のお話でした。あとは、12月決算の件となります。
地銀で10-12月期に有価証券評価損を出すところが続出している。株価の大幅安の事態になったのは10月第二週を頂点に起きているので、無理もないところ。
今日発表されたところでは千葉興銀、武蔵野銀、東和銀、宮崎銀、青森銀、北国銀、ふくおかFGが。
その一方、KDDIが今日発表した3Q決算では、日経にリークされていた通り、当初予想通りという事に。プレスリリース資料にあった去年の決算内容と比較すれば、当然の成り行きと見ておくのがいい感じ。日経にリーク記事が出た後KDDIの値動きは強い一方、まだ3Qについての報道がないドコモはKDDIに比べて動きがない。
どう考えても、KDDIが先駆してドコモは・・・の形なので、単純な「ドコモ買い」とは市況からは言いにくいものの、「KDDI売りドコモ買い」のロジックは成り立ちそうです。
ソニー(1802▼136)新日鐵(265▼14)
結局、株式市況については普通のことを書いて終わってしまった。精神不安定・体調不良で芸能事務所をクビになった小向美奈子が覚醒剤所持の容疑で警視庁大崎署に逮捕された件の方がインパクトがあった。
小向美奈子の件
http://browneye.at.webry.info/200901/article_28.html
風邪は治ればひと段落だが、覚せい剤は・・・週刊ポストの暴露話は一体なんだったんだろうか。落ちた株式より堕ちたグラドルで終わる、23日のカキコでした。