プラチナヒルズの片隅で(corner of Platinumhills)

電機大手8社、営業益2.9倍＝業績回復鮮明に－10～12月期決算

ここで言う8社とは、パナソニック、ソニー、シャープ、日立、東芝、三菱電機、富士通、NECである。でも、個別で言えば明らかにウソが。東芝は去年よりはマシだが3Q赤字のまま。NECは4-12月で去年より赤字が酷くなっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000162-jij-bus_all

この数字と、先行きの景況を考えると、NECは倒産に向かっても不思議ではない。多すぎるメーカーは淘汰されなければならないのだ。NECはバブル期以降、派閥争いで企業をダメにし、人材を育てず飼い殺したうえに、資産を叩き売り続けた挙句の結果だ。フレックス廃止と毎朝朝礼強要がとどめを差した。もう立ち直れないだろう。
日立も脱藩者が出そうな雲行きがすでにある。建機、化成、金属など優良企業に、離反する動きが起きても驚けない。NECのように売れる資産が払底したわけじゃないので、まだマシって事は言える。

NECと日立は、悪しき日本企業の代表であるかのようだ。年越し派遣村を2009年にやった、日比谷公園の「日」の字がつくことで共通している。

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腐敗しきったオフィスにいさせられると、心身ともに参ってしまう。時間を消費するだけで苦痛だ。窓ガラスで仕切られていない非常階段の柵を越えて、自殺しても構わないと思えてしまう。

自殺した人たちは、怒りや絶望を抱えて立ち去ったということが、いまさらのように理解できてしまう。そのことは否定しようもない。
自殺は、状況を打開する手段の一つだからだ。Restructionではなくリストラの一種だ。生きる術や希望をなくしてしまっては、生ける屍にしかならない。生ける屍の状況を打開する手段は自殺しかない。その原因が、病気であっても、失恋であっても、生活ができない事態に追い込まれてもだ。

不当な扱いを受けた者は当然のように怒りを持つ。自殺や殺人に及ぶ者も少なくない。自殺に追い込んだ者、決して許さない。許してはならない。トヨタや富士通の敷地で社員が、NECの本社ビル内で社員が飛び降り、パナソニックや東芝の社員寮で社員が命を絶ち、東海道新幹線静岡駅で通過中の「のぞみ」にJR東海社員が飛び込む・・・怨念を残すかのような立ち去り方、多数あるのが現実です。(このくらいの情報は、2ちゃんねるがなくても、新聞報道や世間の話である程度つかめてしまうものです)
こうした人は、決して東尋坊や富士の樹海へは向かわない。自分を責めるだけでは怒りを表せないからだ。

自殺者には、どちらかといえば頭のいい人が多いような気がする。自らを取り巻く状況を合理的に考えていくと、死ぬ以外に道がないような状況に追い込まれること、出てきてしまう事もある。その結論にたどり着くのが早いからだろう。

国会議員や学者、高学歴ワーキングプア、医者、作家、音楽家、上級公務員、(元を含めて)一流企業の社員に自殺者が多いのは、不当な扱いに対する将来の見極めが早いからと考えざるを得ないのだ。命を以って償うというより、生存を断念・拒絶すると言い換えても話が通る。

無縁社会では、人の孤立が問題とされたが、絶縁社会として構わない、人としての尊厳を否定するのも問題だ。実態は尊厳死である、自殺を増やす社会、狂っている。
状況が変わると、良くも悪くも事が動くものだ。状況がよくなる人が出る一方で、自殺に走ってしまう人が出る。うつ病回復期に自殺に走る人が出るのと似たことだ。

自殺Noとぬかすところで、平然と自殺に追い込む。こんなことは、多くの企業などで公然と行われているのが現実だ。
そんなマネをしてまで業績改善なんて、地獄の商人でも許さない。

いま死んだとしたら、社畜企業からの花など決して飾らせない。

大仰に構えてしまったが、怒りを決して忘れない例、たくさんあります。
トヨタ自動車は住友銀行とは決して取引をしない。半世紀以上前の怒りを忘れていないからだ。旧メインだった三井銀行が住友と合併したら、三井住友はメインの座を下ろされてしまった。
歌手の五輪真弓は、俳優の岩城晃一と中学の同級生なのだが、岩城が同級生当時、五輪にひどいことを言っていた。やがて、1980年に「恋人よ」が大ヒットしたとき、テレビ局内で二人が鉢合わせする場面があった。そのとき、岩城は声を掛けたが、五輪は無視して過ぎ去ったと言う話もあるのだ(HeyHeyHey MUSIC CHAMPで松村邦洋が語っていた)。
イラクではフセイン像が撤去されたときに、土足で蹴飛ばす市民がいっぱいいたこと、忘れない。
自ら動けなくなってしまった者が、配偶者に恨みつらみをぶつけられて死ぬまで過ごさされるなんてことは、そこらじゅうにあることです。

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今日の東京株式市場は、米国株式がドカンと下げたことをストレートに受けてしまった形だ。新規失業保険申請件数が高止まりしたうえに、欧州の政府債務問題がギリシャからポルトガルやスペインなどに広がる可能性が意識され・・・が米国の大幅下げの理由だが、それが日本にも波及した形だ。
トヨタはプリウスの件をひと片づけしたことで、昨日・おとといの急落から一息ついている(3315△35)。ブレーキ担当のアイシン精機(2360△75)もだ。しかし、こうした暴落後のリバウンドを除けば、全面安と言って構わない。

日経平均 10,057.09 ▼298.89
TOPIX　　　 891.78 ▼19.31
JASDAQ　　　 50.22 ▼0.70

どうしても決算とか、格付けのお話ばかりになってしまう。フジMH(126900▼16200)は減収に、減配(下期は400円、通期で1200円。前期の3分の1)が効いてしまってドカ下げ。一方、10/03期連結業績予想を上方修正したソニーは高い(3085△10)。格付けが上がったヤマダ電機(6300△180) 、三越伊勢丹(929△11)は高くなっている。

単なる苦痛と化してしまったオフィスにいさせられると、まともな判断なんてできなくなるもの。KDDI(485000▼6000)で引っかかった状態と化していて、身動きがぜんぜん取れないのも苦痛だ。J:COM(95100▼1900)株の件、外野ばかりが騒がしくて、当事者たちから何も聞こえないぞ！ どうなっているんだ？ 2月中旬に引渡予定とはなっているが、金融庁のご意向に(やるならTOBにしろ)逆らうのはムリ。
今日も、相場全体の流れとは関係なしにKDDIもJ:COMも株価を押さえつけていた感じだ。大引けに掛けてKDDIは売られて488000あたりから485000に下がっているが、基本は押さえ込みの連続だった。連日書いているので、この程度で。

きょうのカキコは以上です。