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2019.11.14
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カテゴリ:人間だもの
今年の中旬まで住んでいたのは駅前の便利な立地に建つマンションでした。

マンションから道路を挟んで商業施設の大きな立体駐車場があり、駅まで雨に濡れずに歩け、デパートの食品売り場の生鮮食料品とお惣菜が閉店30分前には半額で手に入るなどウィンク、家賃が高い分のメリットも実感していました。

そんな駅前暮らしのある日の夜、どこからともなく猫の鳴き声がするようになりました。日中は車の出入りが激しいせいか気配はなく、夜だけ聞こえてくる悲痛な鳴き声に眠れず探し歩いて見つけたのは





上記の画像は市の動物愛護センターが介入してからのものです。

まだ幼く警戒心の強い子猫のようで近寄るとダッシュで逃げて物陰に隠れます。写真を撮るのに10mは離れればならず拡大してこれです。

逃げた先で子猫がコンクリートと鉄筋の隙間に隠れるともう人の手には負えません。それでも私が猫の鳴き声を真似して鳴くとニャンと返事をしてくる為、なんとなく居場所はわかりますがどうしても猫には近寄れませんでした。でもすごく大きな声で何時間も気を引く鳴き方をするなんて、吹きっさらしの夜は寒くて眠れないんじゃないかな?


翌日、営業中の駐車場の管理会社の事務所に行き、敷地内に猫がいることと保護をお願いできる連絡先を書いたメモを渡し、市内の愛護センターからの電話を待ったものの数日しても返事はなく、愛護センターに直接聞いてみると、そのそうな依頼はないとわかり一旦通話を切りました。その電話からすぐに猫の保護活動をされている女性から返事が来て、今現場にいるが猫はどこ?と尋ねられたので私もすぐ行きますと言って相場から離れてw立駐へ。

少なくとも1週間前から泣き続けており、立駐の上層階で水も餌も口にしていないことや鳴き声が徐々に恨みがましい声に変化していることなどを伝え、猫が潜んでいそうな場所に水と餌を置き、捕獲器に入るか試すことになりました。

駐車場の管理会社にはこのままにしておくと猫が車のエンジンに入り込んだ場合、最悪なら車が廃車になってしまうこと、そうなればいくら駐車場内でのトラブルは免責とは言え、猫がいると知りながら放置した管理責任を車の所有者から問われるのではないか?と心配しつつも警告し、猫を捕獲する為の餌やりの許可を得てから実行に移しています。

そんな経緯で





餌と水を置いてからものの数秒で姿を現して完食したのを確認し、ボランティアさんにメール、翌日の夜に捕獲機を置いて5分以内で保護するスピード解決でした。

ボランティアさんによると、その日の内に動物病院で検査を受け、両耳が焦げている生後3か月の子猫とわかりました。生後3か月で体重390グラムの小さな痩せた子猫でした。飼い主さんを募集するまで一時預かりのボランティアさんの家で暮らし、ネットでの募集前に希望者が見つかったそうです。

耳が焦げてるって。。だとしたら車のエンジン内に入り込んだまま移動して立駐に来たのかな?
ボランティアさんが送って下さった捕獲後の写真では、不貞腐れた顔をした子猫の姿が映っていました。ご飯が食べられる代わりに自由がなくなったのよね猫

私自身では移動が多くてこれ以上持ち歩けないから猫までは飼えなくて悩むところでしたが、すぐに新しい家族が見つかって安心しました。愛護センターの方、捕獲の許可を取って下さった現場責任者の方、無償ですぐに動いてくれたボランティアの方、本当にありがとうございました!

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この、「前に住んでいた市」というのは兵庫県芦屋市で、愛護センターで保護した犬猫は殺処分せずに新たな飼い主を探す仕組みが出来上がっていました。

犬猫の殺処分をしないから市民も相談しやすいし、すぐに動いてくれます。
学校給食は朝仕入れた新鮮な食材で作られ本になっています。
国道沿いの歩道も広くて歩きやすく、なにより飲食店のバラエティ・クオリティ共に日本有数と言っていい程充実していました。
ゴミ袋は縛ってあればなんでも良くて、マンションだと24時間いつでもゴミ出し可で、空き缶一本でもゴミ置き場にある空き缶用の大きなゴミ袋にポイ捨て出来たのも便利で、引越し後が辛いとさえ感じました。

まあ、芦屋にはパチンコ屋がない代わりに私の好きなホームセンターや「ユニクロ」「しまむら」もありませんでしたが。。

私はもう芦屋市民ではありませんが、芦屋に住んだことは良い思い出としてこのエピソードを残したいと思います。





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Last updated  2019.11.14 21:21:41
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