アネモネ別館

もうタイトルそのままです。
知り合いの中で一番お金持ちの人の一番安い車に乗せていただく機会がありました。
車の持ち主は、旦那が新卒で入社した会社の創業家（神戸の人とは別）の人で、同じ部署で働いて仲が良かった人です。
今は会社の株を売却して、個人資産の運用会社を人を雇いながら経営されています。


ところでAmazonプライムにお金持ちでイケメンの独身男性（バチェラー）が多くの女性の中から一人の女性を選んでいく恋愛バラエティ「バチェラー」という番組があります。

あれはシーズン１が東大卒でコンサルから独立した会社を売却後、次の会社を起業する前に紹介で出演したやせ型で人当たりの良い男。

シーズン２は親が医師、本人は慶応卒でサイバーエージェントのabemaＴⅤ責任者。

シーズン３は親と兄が開業医で、本人は中高フランス留学、大学は甲南大学卒の背の高いボンボン。

バチェラー候補者だっていくら育ちの良いお金持ちでも、女の人は生理的に許せる顔と年齢じゃないと恋愛感情は持てないものなんです。（ただし金目当てと極端な年上好きは除くｗ）

皆それ程（海外版と比較すると）お金持ちでもないけど、タイプの違う整った顔立ちと育ちの良さを感じさせる空気感がありました。3人共、自己肯定感が強い感じ。ま、シーズン３は最終回前のネタバレとどんでん返しで頭に来た後、ゴーゴー岩間と友永構文で怒りを昇華した人もいらしたのではと推察しますが（笑）



前置きが長くなりました。先日、元ZOZOタウン前澤さんと同じ車を所有している男性と元上司と旦那の4人でご飯を食べて来ました。お店が駅から遠くて「駅からタクシー乗り場に並んでやっとこれた」と言ったら帰りは車で送ってもらう事になり、都内の足代わりで使っている一番安い車に乗せていただきました。

一番安い車で　ベンツＥタイプ　AMG　

カーナビが横に広いって驚いていたら「幅いっぱいカーナビになるよ」との答え。
ドアを閉める時の音まで高級感があるのに、無造作にシートの後ろに刺さっているティッシュの箱が擦り切れた上に潰れていて、後部座席に荷物が置きっぱなしだったり意外と庶民的なのギャップ萌えで好印象でした。。曰く、「その辺のスーパーで（ティッシュ）買うよ。一緒だよ。普通に暮らす分には変わらないよ」

まあ、確かに車は高級車でも何千万円か出せば買えるし、マンションも高くて数億です。
彼が買い替えたマンションはタワマンの最上階で都内が3方向見渡せる部屋でやはり数億円です。
マンションの設備自体は数億円も1億円も変わらない。。違うのは立地と広さ。

生まれた時から頭の良い子は東大でそうじゃない子は慶応しかいない家庭なら、欲しいものに囲まれて育って今更お金を使うところがないだろうなと思うんです。




この方、やることも面白くて、超高級車の珍しいカラーを買ったらマンションの駐車場に入らなくて、仕方ないから自分の会社の駐車場に車を置き、マンションを買い替えて会社のすぐ近くに転居したとか、奥様に「何この車恥ずかしくて乗れない」とまだ一度も車に乗ってもらったことがないとか。


もう3つ目の車は前澤さんと色違いの限定車で今はプレミアがついたボンドカーです。
「僕ね、人に運転させるの嫌なんだ」と自ら運転手みたいな佇まいで車を乗りこなしています。
車が趣味なのはうちと同じですがうちは車に億は出せません。その前に出させませんが。。


兎に角、口を開けば笑わせてくれるし、明るくて気さくでサービス精神に溢れた人柄の男性でした。
財閥の創業家だけに、人に妬まれないように過ごされているのかもしれませんね。
Wikipediaを見たら家系図から家族の経歴に実家の建設費用まで載っていて、実家は見学も出来ます。
ある意味可哀想。

育ちが良く、性格も良く、桁違いのお金持ちなのに浮気や浪費癖もない男性は、テレビやマスコミになど出ずに静かに暮らし、目立ちたくないものなのかもしれません。

私は相手が極端なお金持ちほど普通に接するようにしています。ただ面白い話をして笑ったり共通の話題で楽しい時間を過ごしたい。相手に気を使われるのも何かを求めてすり寄られるのも嫌だろうと思うからです。

食事会は彼がトイレに立つ間に「ここは僕の行きつけの店だから」と全額支払ってくれていました。
次は皆が好きなとある焼き鳥屋さんでお返しをすると伝えています。あの店、だんごが美味いんです。



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