弟が古書店でみつけたと『三島由紀夫映画論集成』をプレゼントしてくれた。1999年にワイズ出版から刊行された本で、三島由紀夫は映画について多くの評論や対談を雑誌に発表したが、生前、それらが一本にまとめられて刊行されたことはなかった。帯に「三島由紀夫の映画に関する論文+発言を完全網羅」とある。けだし秀逸な企画。山内由紀夫編、子息の平岡威一郎と藤井浩明が監修している。全696頁の大冊。弟がプレゼントしてくれたのはその初版。
先日なくなった大島渚監督と『ファシストか革命家か』というタイトルで対談をしている。私は未読なので、読むのが愉しみだ。