山田維史の遊卵画廊

2018/03/17(土)20:01

腰の痛みは私流の矯正法で

日常雑感(2061)

 腰の痛みは私流の矯正法と湿布薬でどうやら治まってきた。コンサート出演までには完治するだろう。  というわけで作品制作は休み、美術講義のための原稿を執筆。  ちょっと不思議な格好でコンピューターに向かっている。  椅子の座面に、尻が沈まないようにやや固めの高さ10cmほどの尻当てを据え、頭をぐっと上に掲げ、背骨と骨盤のつなぎで腹をつきだし(ということは尻をうしろに突き出すことにもなるが、そのとき背骨が少し引き上げられる)、胸を反らせるようにしてS字を強調する。そして胸郭をひろげて空気を吸い込み、吐き出し、肩をすぼめないのである。  さらに就寝時は、背骨のS字のくぼみよりやや下方、骨盤の骨上縁、尾てい骨のはじまるあたりに、バスタオルのような布を棒状にまるめて入れるのである。つまり姿勢よく仰向いて寝ると、棒状の巻物を支点に身体が 弓なり⌒になる。その状態が、もし腰痛のポイントをついているなら、初めは痛いが、だんだん楽になっていく。  ---と、これが私流の即席の腰痛解消法。要するに作品制作が長引いていると、背筋力が低下し、背骨が沈んでしまうのだろう。ぶらさがり健康器具のようなものとか、家の中の頑丈な梁にぶらさがるだけでも案外効果はある。自分の重みで沈んだ骨を引き上げるわけだ。  こんなことを書いたけれど、いずれにしろ、ひとには勧めません。あくまでも私のやりかただ。

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