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カテゴリ:アンチエンジング
健康ブームというのでしょうか、健康に関する情報が巷に溢れていますね。
ダイエットなど、こうすれば成功するとか、これがいいとか、あれが悪いとか、本当になにがいいのかわかり難いです。 食べ物にしても、この食べ物は体にいいとか、悪いとか、何がどのようにいいのか、ある程度は理解していても、様々の情報に振り回されてしまっているように感じます。 サプリメントを上手に利用すると健康にいい。 この認識は間違いないと思いますが、食品会社やサプリメント会社が宣伝しているサプリメントが、果たして本当に有効なのか?疑問があるものがたくさんあります。 健康に関するいろいろな本を読んでいて、少しは基本的なことを理解することができるようになって来ました。 最近、膝の痛みが出て来たので、膝の痛みに効くサプリメントを探してみると、グルコサミンやコンドロイチン、が有効だとあります。 コンドロイチンは多糖類で、グルコサミンはアミノ糖とのこと。 膝の骨と骨の間にあるクッション材の材料として使われている物質です。 そのどちらも体で作られるものです。 人の体は食物を、消化吸収して作り出されています。 糖類であれば炭水化物が原料になっていますし、アミノ酸は、たんぱく質分解されたもので、たんぱく質は肉や魚、卵などですから、体を作るもは、基本たんぱく質です。 サプリメントで、グルコサミンやコンドロイチンを摂ったとしても、そのものが直接、膝のクッション材として使われる訳ではないですね。 糖類やたんぱく質は、分解されて腸で吸収され体に取り込まれますから、吸収されるときは、小さな分子になっています。そのため、そのままの形で吸収されるものではありません。 直接サプリメントで摂っても、その量は微々たるものであり、他の糖類やたんぱく質から摂った方が、はるかに効率的で安上がりだと思います。 食物がどのように消化吸収されるのか、そこを理解しておけば、こうした結論が導き出されます。 決して、食品会社やサプリメント会社を批判しているつもりはないですが、自分はそう考えているので、この種のサプリメントはあまり必要がないと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.15 22:30:47
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