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カテゴリ:タンゴな生活
タンゴ友達のHさんとの話し。
ミロンガの後の飲み会で、最近めきめきタンゴが上手くなっているHさんに、タンゴ上達の秘訣を聞いてみた。 自分はあまりアドルノが得意ではないが、彼はアドルノを適度に入れてカッコ良く踊っている。自分もあんな風に踊りたいと思い、どうやってアドルノができるようになるのか聞いてみた。 彼いわく、プロの踊りなどをみてまねをしていると。 言われてみればそのとおりで、見てまねをして、自分でできるように繰り返して練習するしかない。 面白かったのは体の使い方について、言葉で説明するのは難しいが、軸を意識して上半身は、進むべき方向と反対の方向を意識する、例えば前進の歩き(カミナンド)であれば後ろに引っ張られているような感じで前へ進む。 脚(足)はフレキシブルにして力を入れない。 先生から、よく「床をしっかり踏むように」と指導されるが、この床を踏む行為が具体的にどのような動きなのかを体感的に掴むのは難しい。力を込めて床を踏めば良いというものではない。 大学時代に学生競技ダンス(学連の社交ダンス)をやっていた時、プロの先生がレッスンを受けているのを見たことがあるが、指導の先生がそのプロの先生に対して「体の下に足がくるように踊る」とアドレスしていた。 イメージとしては、体の下に足があって上半身がスムーズに移動していく感じだと思う。 適切な動きを体得するための方法は、その動きを繰り返し練習すること。 あまりにも当たり前過ぎることだが、できない動きをできるようにするには、その動きを何度も何度も繰り返して体で覚えるしかない。 彼は一つの動きを覚えるのに、毎日やって最低3週間はかかるといわれていると話していた。 そうだよなぁ。1回や2回で覚えられるとは思わないが、それじゃあ10回ならいいのか、30回なのか、100回繰り返さないといけないのか、それはその動きの難易度やその人のセンスによって違うだろう。 ひとついえることは、無意識に体が動くようになるまで、繰り返して体に染み込ませないとダメだということ。 ちょっとした動きでも、それまで自分がやっていなかったものであれば、身に付けるには相当の時間がかかるもの、手間がかかるものなのだ。 そう思って、しつこく繰り返し繰り返し実践していくしかない。 タンゴ上達の道は遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.10 19:52:55
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