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カテゴリ:ロシア旅行
憧れのサンクトペテルブルグ エルミタージュ美術館を見学した。
ここはそれぞれが渡り廊下で連結されている5つの建物からなっている。最大の建物は歴代皇帝の冬の住居である冬宮。冬宮が完成した時に即位したばかりのエカテリーナ二世(女帝)がその隣に西欧絵画のコレクションを収納する建物を建築させ、自身の安らぎの場所という意味でエルミタージュ(フランス語のhermitage 隠れ家)と名付けたとのこと。 丁度、旧東ドイツ ポツダムにあるフリードリッヒ大王が建てた憩いの場所サン・スーシ宮殿(フランス語のsans souci 憂いのない)と同じセンスのようだ。 エルミタージュは執政の場所とつながっているが、サン・スーシは丘を登らなければならないという違いはあるが。 このエルミタージュ博物館は この博物館の至宝の一つにレオナルド・ダ・ヴィンチの2つの聖母子像の絵がある。 「ベヌアのマドンナ」と「リッタのマドンナ」だ。 いずれもダ・ヴィンチの間に飾られている。 その続きが「ラファエロ回廊」。 その先にフラウト・トラヴェルソを吹いている絵があった。 そのほかスペインのエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤなど。フランドルのルーベンス、レンブラントもある。 ルーベンスの「キリストの降架」もあったが、かの「フランダースの犬」で有名なアントワープのノートル・ダム大聖堂のもののほうが見応えがあると感じた。 また、印象派の絵やピカソ、マチスの絵もあった。特にマチスの絵は多く展示されている。 エルミタージュに来ればヨーロッパの巨匠たちの絵を大体くまなく鑑賞できるのだ。 ただし、展示数はそう多くはない。 ヨーロッパの各地の美術館例えば印象派ならオルセー美術館、レンブラントならアムステルダムの国立美術館などのほうがずっと見応えがある。 まあそれは致し方ないだろう。 エカテリーナ二世としてはヨーロッパに行かずとも、すぐそばで政務の傍らそのような巨匠の絵を見たいがために収集したのだろうから。 それにしてもダヴィンチの絵が2枚あるのはすごい。ラファエロのもミケランジェロのも収集している。 絵もさることながら、建物内部の造り・装飾が素晴らしい。 そんなことを思いながらくたくたになって出口にあるインターネット・カフェで、コーヒーとケーキを注文。 少し休んでクロークに預けたコートを貰って外へ出た。 宮殿広場はもう夕方の景色、雲がきれいだった。高いアレクサンドル円柱のてっぺんにある天使は奇怪な姿に映って見えていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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