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テーマ:猫のいる生活(136443)
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私たち日本人はほんどの人が黒色の瞳をもっていますが、分類から云うと「こげ茶」なんですね。
世界人口のおよそ55%以上(約40億人)が、茶色の瞳をしています。 ただ、同じ茶色でも地域によって明るさが異なるのですね。 日本や中国、韓国などの東アジアとフィリピン、タイなどの東南アジアでは、黒に近い茶色(こげ茶もしくはダークブラウン)が大多数を占めます。 ヨーロッパやイラン、イラクなどの西アジア、インドなどの南アジアでは明るめの茶色(ライトブラウン)がよく見られます。 ・青い目の人でも、濃度によって区分けされてます。 ・青っぽいグレーが基本の目の色で、それをベースに、黄色っぽいヘーゼルカラーが入ったり、アンバー(赤茶)が入ったりして多様で複雑な目の色はヨーロッパ系の人の中では最も多い目の色です。 ・色みのほとんどない、グレーの目も多いです。 といっても、完全に色がないことはなく、大きく分けて青味の強いグレーと、黄色味の強いグレーがあります。 ・「ヘーゼルカラー」と呼ばれる黄色みの強いグレーがかった茶色では、濃淡はありますが、最も薄いヘーゼルの目は「猫の目のよう」とも例えられ、太陽光の下では明るい黄色の目になります。 ・黄色味の強い黒眼は、日本人にも、たまにこの目の色の人がいます。 ・「アンバー(琥珀色)・アイ」といわれる眼の色は、赤みのかなり入った茶色です。 日本人にはあまり居ませんが、九州の方には比較的多いそうです。 ・「ブラウン・アイ」。茶色の目です。この目の色もとても多く、黄色や灰色、赤みの強さにそれぞれ個性があります。 ・そして日本人にイチバン多い、俗に「黒眼」と云われる「こげ茶」系。 アフリカ系、アジア系、アメリカ先住民系に多い目の色です。 日本人のようにメラニン色素が多いと、波長がすべてきちんと吸収されるので、暗い色(こげ茶など)になります。 しかし「真っ黒」にならないのは、完璧にすべての色が100%吸収されることはないからです。 世の中には、珍しい緑色の眼を持つ人がいます。 緑色の眼を持つ人は、世界人口の2%しかいません。 緑色の眼を持つ有名人と云えば、俳優のトム・クルーズがそうですが、彼の緑色は分かりづらいので割愛。 アメリカの報道写真家、スティーヴ・マッカリーが撮影した写真集「アフガンの少女」に載ってるこの少女は典型的な美しい緑の瞳の持ち主です。 スパイダーマンやラ・ラ・ランドなどに出演したアメリカの女優エマ・ストーン(Emma Stone)も緑色の瞳をもつひとりです。 他にも一般人で緑色の瞳を検索すると... ヴァイオレットの色はレッドとブルーの混合と反射によって形成されます。 出現率は極稀。 アルビノと云う身体にメラニンがない人たちで、肌や髪の毛が基本的に真っ白な人たちもヴァイオレットの目をもつ場合があります。 赤色になるのは、虹彩ではなく瞳孔(目の中心部)です。 赤色の瞳は、メラニンが欠乏し、肌の色や髪の毛が白くなるアルビノの中でも、重症化した場合にしか見られません。 色素が無いため、血管の赤色がそのまま見えているのです。 同じ青色でも、世界で7人だけがもってる特別な青い瞳があります。 なんとも神秘的な色ですね。 にゃんこにもまれに居るオッドアイ。 この瞳の色は、生まれつきであったり、遺伝子疾患や緑内障、事故による虹彩の損傷で発生するのですね。 アメリカの女優ケイト・ボスワース(Kate Bosworth)は右目が淡褐色で左目が青色の瞳をしています。 瞳の色と関係ありませんが、「重瞳(ちょうどう)」と云って、瞳が2つある人が稀にいるそうです。 医学的には、多瞳孔症と云い、瞳孔が2つ以上になる症例も存在するそうです。 原因は先天的である場合と、事故など物理的衝撃を受けて虹彩離断が著しく悪化した後天的である場合と2つのケースがあります。 物が二重に見えるという症状がでるので、外科手術が必要となるのが普通です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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