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テーマ:猫のいる生活(136873)
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サンバの名曲「Não Deixe O Samba」。
邦訳すると「サンバを死なせないで」。 前世代の貢献を称え、文化が「死なない」よう願う賛歌です。 ![]() ![]() やっぱアルシオーネは上手ですね。 格が違いすぎます。 Ana Clara, Alcione - Não Deixe O Samba Morrer みなさんはベラルーシと云う国をどのように見られますか? 例のプーチンによるウクライナ侵攻をバックアップしてるベラルーシです。 この国はソ連邦崩壊で1990年に独立宣言を行いましたが、今なをベラルーシ・ロシア連合国家の加盟国です。 18世紀後半からロシア帝国の支配下となり、1921年からはソ連構成共和国となるなど長くロシアの影響下にあったので、現在も社会全般で広くロシア語が浸透しています。 逆にベラルーシ語で会話ができない国民は多く、家庭内の会話がベラルーシ語の国民比率は26%しかありません。 ![]() 現在、 この国の民主派指導者らは、ベラルーシが欧州の北朝鮮、つまり恐怖と弾圧の中で生き延びる危険で予測不可能な指導者によって運営される国家に成り下がったと主張してます。 ベラルーシの指導者で「ヨーロッパ最後の独裁者」と異名のあるアレクサンドル・ルカシェンコは、反対派に対する弾圧を続けている。 ルカシェンコが6期目の大統領当選者であると宣言し、挑戦者であるスベトラーナ・チハノフスカヤを亡命に追い込んだ後、大規模な抗議活動が勃発しました。 これに対して、ルカシェンコは暴力で対応したのです。 人口約945万人しかいないこの国で、人権活動家の政治犯として捕らえられてるのは480人以上います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今やベラルーシの金正恩となったルカシェンコの頼みの綱はプーチン以外にいない(ベラルーシがもし西側についたらプーチンはウクライナでなく、ベラルーシに侵攻したでしょう)ワケですが、もしNATOとロシアが戦争になった場合、ポーランドとロシアの緩衝地帯にあたるベラルーシは、いの一番に蹂躙されるワケで、いたし痒しなんですな。 ![]() ベラルーシ人どうしでもお互いに疑いの目で見てる。 この国はソ連崩壊後もなおかつKGB(旧ソ連の政治警察「国家保安委員会」)が存在する稀有な国なのです。 ![]() なにしろこの国は13世紀のドイツ騎士団やモンゴル帝国から始まり、第2次大戦時はドイツ軍の侵攻と占領でミンスクの約85%が破壊されたのです。 そして現在も開発途上国で、所得や教育、平均余命などをもとに国際連合開発計画が発表する人間開発指数で60位の位置にあります。 ![]() 西側諸国でよく見かける、赤信号で道路を渡る人はひとりもいません。 ミンスクの人口は200万人ですが、それにしては当惑するほど静かなところが多く、路地裏まで清潔なんです。 ![]() ![]() ![]() ミンスクでは早朝から、普段立ち入り禁止の芝生の上にパレード見物の市民による大行列ができています。 治安部隊は市民の持ち物すべてを徹底的に検査し、袖に爆発物の残留物がないかまでチェック。 手持ちの金属探知機で手を振りながら通過させます。 指定された見物ゾーンは通りの片側のみで許可されます。 ![]() ![]() ![]() 心の平穏なんて皆無ですね。 ロシアにしても中国にしても北朝鮮にしても、全体主義国家に自由に云いたいことを云う道理がないのです。 「民主主義を死なせないで」! 貧しくても、まだ自由に発言できる私達は幸せなんですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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