ぽるろぐ

助手席でノリノリなぽるです。
相方がいないと助手席で寝るか、ダッシュボードで寝るか、このように立って前を見ていることが多いです。
あと自分の左肩に尻を乗せて、上半身はシートの上という通称「だでズ・ショルダー」か、ぽるＢＯＸイン。
今日は天気も良かったのでぽるもノリノリだったようです。

そんな運転中、事故に遭遇しました。
自分は割と事故を目撃したり体験したりするんですけど、今回はベスト３に入る珍事故でした。
都市高速の下を走行中、信号停止。
信号が青になったのですが、どこからか緊急車両のサイレンの音が聞こえます。
自分は速度を落としつつ、やや左よりにゆっくり走行。
赤信号の先頭だったトラック２台はそのまま交差点を通過。
次の３台目はいったん交差点で停止。
その車に自分の前の車が突っ込みました！
「うわ！当たったよ！」
そして目の前を救急車が通過・・・都市高速をですが。
左に寄せて停車すると、当てた車からケータイに何やら喚いているオッサンが出てきました。
そして被害車両の運転手に「なんで停まるとや！」と怒鳴りつけてます。
「サ、サイレンが聞こえたから・・・」
緊急車両のサイレンが聞こえたら「だるまさんが転んだ！」状態で交差点に進入しないのが当然です。
このオッサンが逆ギレして被害者の方が不利になりそうなので、証人として残ることにしました。
そばに交番があるのでお巡りさんがすぐ現着。
警官「おたくさんがぶつけた方で、おたくさんがぶつけられた方で、おたくさんは？」
自分「真後ろを走行していて事故を目撃したので証人で残りました」
警官「あーそうですか。えーっとどうしてぶつかったんですかね？」
オッサン「この車が青なのに急に停まったけん！」
警官１「車間はあけとらんかったとですか？で、おたくさんは何で停まったとですか？」
被害者「救急車のサイレンが聞こえたので・・・」
警官１「あーさっきのね。救急車ね」
オッサン「救急車やらおらんかったろーが！」
確かに救急車は真上の都市高速を通過して行ったので現場は通っていません。
でもどこから来るのか確認できるまで交差点には進入しないのが正解。
どーもケータイで通話しながら降りてきたタイミングからして、アンタケータイしながら走行してたんじゃないの？
だからサイレンに気が付いてないんじゃないの？
後ろを走っていた自分も後方から来てる気がしましたし、警官もサイレンを確認していますから普通なら気が付いてるはずです。
応援の警官に自分が状況を説明。
自分「信号が青に変わって前が進みだしたけど、サイレンが聞こえたので速度を落として左に寄りました。事故の直後に（目の前の都市高速のカーブを指さして）あそこを救急車が通過するのを見ました」
警官２「上を救急車が通過と。で、アナタは事故には？」
自分「からんでないです」
一応サイレンが聞こえたことと、都市高速だけどちゃんと救急車が通過したことを証言したので自分はお役御免。
オッサンはしつこく「だけん救急車やらおらんっ！」と喚いています。
救急車が実際に現場を通過するかどうかは問題じゃないでしょう。
サイレンが聞こえたら「だるまさんが転んだ」にならないと。
お巡りさんたちもやんわりとなだめてますが、だいたいオカマ掘ったら急ブレーキでもない限り、１００パー追突車の責任になります。
今回は急ブレーキではなく、緊急車両のサイレンで一時停止ですから、法を遵守しただけなので過失はありません。
むしろオッサンが交法四十条「緊急自動車が接近してきたときは、左側（例外あり）に寄って一時停止しなければならない」に違反しています。
５万円以下の罰金ですね。
ただ、接近したといっても真上の都市高速ですからね～、厳密には違反にならないかもしれません。
どういう判断になるかはお巡りさん次第でしょうか。
オチが気になるところですが、後ろ髪惹かれつつ退去しました。
加害者のくせにワビの一言もなく被害者を攻めているこんなオッサン、５万円払っちゃえばいいのに！
ああ、気になる気になる☆