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カテゴリ:しゃべり〈アナウンサー)関係
Jリーグ ナビスコ杯決勝のサッカーをテレビ観戦。
時々、サッカー場に出かけて観る事もあるぐらい、サッカーを好きになったのは、お仕事関係から。 鹿児島での試合があるときは、場内アナウンスもさせてもらったこともあった。まだ横浜フリューゲルスってチームがあった時代は、フリューゲルスの【特別活動地域】ということで、鹿児島でも試合をしていたので、取材にも行った。 その当時、鹿児島でのテレビ中継を担当していたのが我が局だった。 あまり全国放送されず、横浜と鹿児島だけ・・・というエリアだったが、中継前は大騒ぎ。 その中で、局アナもいろんな仕事をする。 実況やリポートならば局アナの仕事。 でも、そのほかのアナウンサーは休みなわけ・・・はない。 適材適所?!でいろいろなところに振り分けられていた。 そういう時の私の役は、かなりマイナー! 選手の名前を出す、スーパー係。 “クゥ~~~!渋い!!” 事前準備からかなりイケテて、全部の選手の名前をパソコンに打ち込む地道な作業から。そして当日は1時間前に出るスターティングメンバーを入れ込み、万全な体制に。実況席に近づくことはなく、社内でもなく、中継車でもなく、会場裏のコンテナの中で地味に作業していた。パソコン2台を使いこなし(?)、結構孤独な仕事でもある。 審判の笛とともに、パソコン側のタイムもスタートさせ、5分ごと、その15秒前から準備。 実況アナの声に合わせ、それぞれのサイドのメンバーを出したり、審判の方たちの名前をだしたり。 そして、一番のメインの仕事は、画面に映った選手の名前を即座に立ち上げる作業。 一瞬の瞬発力で、選手の背番号を打ち込み、立ち上げる。サイドが違ったらたいへん!他のチームの選手の名前になってしまうし、突然ゴールなんて決めちゃったら、点数も準備しつつシュートした選手の名前も準備する。 ただでさえ、緊張しぃ~の私が大騒ぎである。 ということで、私はず~~~っと試合中、しゃべってる。 放送にはノラナイため、その声はディレクターやスイッチャーさんの耳に常に入ってる状態。ほぼ二重音声状態で私の声と実況の声を聞いてたスタッフのみんなには、ホント申し訳ない限り。でも、しゃべってないと、手が追いつかないのだ。 言葉も悪い。「そこで、シュートしろよ~~~!点数準備してんだから~」「あんた!活躍しないと名前出してあげられないじゃんよ~~~!」 ごめんね。 全部の選手の名前を出すべく、カメラマンもスイッチャーもディレクターも必死な中で、私も常にその人の名前をスタンバイしつつ、試合状況を見る。 フリューゲルス時代に居た選手たちはもうすっかりオジ・・いえいえベテランですが、やっぱり愛着もたっぷり。またその当時相手チームだった選手の名前もバッチリインプット。 こうして、全く違った方向から私のサッカー好きがスタートしてしまったが、今でも、サッカーのテレビ観戦中はウルサイ・・・・らしい。 一緒に走ってる気分になって、具合が悪くなることも。 アナウンサーは結構いろいろやってるんですぅ~。 そして、結構私はソレが好きだったんですぅ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月06日 00時58分55秒
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