元局アナだった頃・・・
というよりは、
元ディレクターだった頃・・・の方がいいかな?
久しぶりに、元局アナ情報(?)デス。
鹿児島は普通の銭湯も“ほぼ温泉”なんですが、
指宿に霧島にと温泉観光地も多々。
そんな中、局アナ時代、
温泉と料理を紹介するミニ番組(5分番組)を担当しておりました。
局アナですから、温泉に入る姿なんてとんでもない!!
な~~~んて世界ではさらさらなく。・°°・(;>_<;)・°°・。
思いっきり、毎週、湯に入り、リポートしておりました。
ハイ。
それも、1日2本撮り。。。
上司なんて、企画段階で
「ほら、“効能は♪”とか看板出しちゃってさぁ~・・・」
と言いのけ、思いっきり私らからヒンシュクの目で見られてました。
でも、それが “セクハラだ~~”と言う時代でも、雰囲気でもなかったんで、
『はぁ?!いい加減にして下さいっ(ё_ё) メッ!!』ぐらいで。
よかったね。その頃の上司・・・サマ(笑)
さて、その温泉番組で一番大変なこと!
それは、撮影にとっても時間がかかること。
着替えや入る動作やメイク(!)に時間がかかるわけじゃありませんぜ!
それは、カメラさんの準備。
よく温泉番組を見てると、
外側から、温泉の中を見て、リポーターが「わ~~♪」と叫び、
カメラ切り替わって、温泉の中 ってシーン多いですよね?
家や部屋の紹介だったら、リポーターと一緒に中に入るじゃないですか。
でも、お風呂の場合は、必ず、切り替わる。
これは、湿度と温度差の問題です。
実際、カメラは、お風呂場の撮影をするとき、カメラを慣らせるために、
約30分、お風呂場の中においておかなくては撮影できないんですねぇ・・・。
よって、カメラの慣らしタイムが絶対に必要。
スケジュールを組む時は、この時間を必ず入れておくことが大切なんです。
よって、リポーターと一緒に中に侵入!とか、
できないんですねぇ。
温泉番組でのタオルの巻き方・・・・なんて話はまたいつかするとして(コラコラ)、
(でも、ホントはタオルは湯船の中に入れてはいけませんよ!!)
あとツライのが、湯アタリ。
いろんな角度から撮影したり、リポートすると、どうしても時間が経ってしまいます。
NGなんてしようものなら、パニックです。
お湯に入っているのにも限界がありますし、
時々の水分補給と、外に出て風にあたること、
十分な注意をしないと、まだまだ・・と思ってがんばっていると、倒れます。
倒れると、次の撮影に支障が出ます。
無理はしないこと、休憩をとること、焦らないこと。
温泉取材の撮影は、諸々 とっても大変なのです。
顔に汗をかかない“ココだけ女優顔(!)”の私は大丈夫だったんですが、
代謝のいい人は、顔がピカピカになっちゃうのもテレビに出る側としては辛いところ。
化粧はしたいし、汗は出るし。
はぁ・・・いい経験もして、美味しいものも食べられてオイシイ取材でもありましたが、
結構、ツライ・・・取材でしたね。