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カテゴリ:主にレトロゲーム
数あるスーパーロボット大戦の中でも異色作。何故ってロボットがリアル頭身だから。
プレイステーションで発売された、新スーパーロボット大戦は、 リアル頭身のロボットのグラフィックが衝撃的でした。 Vガンダムが、マジンガーが、トライダーがリアル頭身。 他のスーパーロボットでは見られない特徴に、私は歓喜しました。最初のうちだけ。 歴史的に観ると、この作品のみがリアル頭身のロボット大戦でした。 何故か…と考えて観ますと版権的な問題もあるのでしょうし、それが一番なんでしょうが 頭身がリアルなわりに、動きがリアルでは全然ないことを指摘したいと思います。 まず、十数メートルのシャイニングガンダムと、50m越えのボルテスVが同じ大きさ。 これはSDだったら気にならない要素でしたが、リアルだと物凄く気になります。 また、リアル頭身の一枚絵ですから、例えば歩く・走るグラフィックはありません。 これらのように、SDで気にならないシチュエーションにも物凄く気に障ります。 また、残念ながらゲーム面としても地味な展開が多いのが悔やまれます。 作品的な大きな分岐が序盤であるのですが、これで物語が二分されます。 ですけれど、他作品のように合流したり離れたりということはなく、 ずっと同じ軍団として最後まで合流せずにルートを回ってしまうのです。 しかも、片っ方のシチュエーションは地味というか、退屈といいますか 逃げ回るシナリオとか、全く鍛えていないだろうユニットが大活躍する等の 意外性というか、素直にシミュレーションとして面白くないというか…。 参戦ロボットはこの当時目新しいのは、ガイキング・トライダーG7・レイズナー等で 近作で始めて、SRXが登場します。 ですが、おちゃらけたリュウセイと、デレのないただのツンのライディース等 αシリーズや、0Gシリーズの彼らとは一寸違っています。正直垢抜けていない。 そのためか、SRXシナリオも盛り上がらないといいますか、浮いています。 と悪いことばかり描きましたけれど、個人的には隠しシナリオも遊びこみました。 本作の最強ユニットは、真ゲッターロボか、ゴッド・ガンダムです。 特に、ゴッドガンダムの攻撃力の高さは伊達ではなく、戦闘でも頼りになります。 Gガンダム好きの私としては、この作品のようなGガン勢が強いというのは嬉しいです。 ただ、東方不敗が宇宙人だったというオチだけはやり直しを要求するっ!! 反面最弱ユニットは…個人的にはガイキングに登場したパゾラーとパイロットのヤマガタケ。 どんなに鍛えても、敵の命中率が寂しすぎてリセットしたくなります。 まぁ、これがなくってもクリアするには困りませんけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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