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カテゴリ:トールペイント
先日トールの教室に・・・私自分の油絵を持参し、トール仲間に見せました。
ある友人が「ぽぽりんちゃん、トールよりもそっちの方が楽しくなっちゃうんじゃない?」って 数年前にあるセミナーで隣だった方にも、似たような事を言われたことがあります。 私はその当時は、絵画教室には行ってませんでした。 お隣だった方はトールのある先生のオイルの教室に通っていて 「トールをやっている人の中でもオリジナルの追求の気持ちが強くなると、トールではなくて『絵画』の方へ行ってしまう」って その気持ち、私に全くないと言えば、嘘になるかな。確かに葛藤はあります。 好きなペインターの先生はたくさんいます。作風が好きだったり、人柄が好きだったり、様々なんですけど、まるっきりコピーで良いのかって当然コピーを描けるほどの実力もないんですけど あるペインターの先生は、デザインは自分のモノを使ったり、何かのアレンジをしたりで教えていますが、「みんな違ってそれで良い」と言う考えの方もいます。 当然、同じ配色で描いていても不思議なモノで並べると、違う作品になってます。 私は個人的にはそれで良いと思ってます。 でも生徒さんの中にはほぼ100%に近い状態でコピーを描く人もいるし、ホントまちまちなんですよね。 最近トールで使う絵の具の顔料の濃度が変化し、昔に発売された古いパッケージの方が顔料が多くてそれを買い集めている人も少なくありません。気持ちは良く分かります。 私自身も昔買いだめた絵の具があるので、それがある分は使うでしょう。新パッケージの絵の具を買うときはかなり躊躇してます。 作れば良いんだけど・・・ 3原色と黒白さえあればどんな色でも作れる(金銀以外)、かつて絵心講座で画家に言われたことを思い出します。 さて、冒頭のトールの友人からの質問の解答なのですが・・・ 「それが、私って不思議な人で、どっちも好きで、割り切って考えているんだよね。似てるけど、別物って」 似てるので確かに応用も出来ます。私はきっと、いつも「らしさ」を追求したいだけなのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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