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テーマ:本のある暮らし(3187)
カテゴリ:読書ろぐ
乙一 『小生物語』(幻冬舎文庫、2007) 多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。希代のミステリー作家・乙一の波瀾万丈、奇々怪怪にして平穏無事な日常が独特の“ゆるゆる”な文体で綴られる。虚実入り交じった小説家の一六四日間をご堪能ください!文庫書き下ろし日記(三日分)付き。(楽天ブックスより) ブクオフで発見。100円クーポンがあったので、200円で買いました。 単行本の時、ざっと読んだことあったんですが、 どこかで作家・島本理生さんの文章で「乙一さんと合コン云々」 というのを目にして、その詳細は『小生物語』に書かれてる、と。 乙一と合コン…。 ものすごい違和感があります。 というわけで、改めて読みたいなーと思ってたタイミングで文庫化。 既読なので、古本屋で探してました(乙一先生、ごめんなさい 問題の合コンについては、文庫P197~206まで続く脚注に 記されてました。ここだけでも面白い。わはは。 見事に、乙一と合コンを組み合わせた結果が出てます。 期待を裏切らないっすねぇ。 でも、そこに至るまで、そもそもなんで読みたかったか 忘れてしまうくらい、はまって読んでました。 全編が、乙一流のおもしろいあとがき、って感じです。 ある意味、ショートショートを読んでるような面白さ。 やっぱり独特の才能だなぁ、と思っちゃいました。 改めて、乙一作品が読みたくなってきます。 そんで、合コンネタよりもインパクト大だったのが、 文庫書き下ろし日記の中で、「結婚もしたことだし」と さらっと書かれていること! これも”虚”の方かと思って、Wikiで検索してみたら…。 2006年11月26日、映画監督押井守の娘であり映画ライターの押井友絵と結婚(挙式)した。 まああ!!そ、そうだったんだ~ ”実”だったんですね。驚き。 それと、Wikiにはこんな一文もありました。 ある程度貯金が溜まってから、あまり仕事をしなくなった。 いらんお世話だ!って気もしますが(笑)。 でもまあ、ファンとしては大切な情報かも。 Wikiって面白いですよねー。誰が書いてるんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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