テーマ:旅の写真(3468)
カテゴリ:旅してきました
アメリカで「何を食ってきた?」と聞かれれば、答えは「鮨」だ。
ワシントンDC、ニューヨーク、フィラデルフィアで、それぞれ「ここが一番」といわれる鮨屋を制覇してきた(いや、いろいろ事情があったのよ)。 まず最初に行ったのが、ワシントンDCの「かわさき」。閉店間際のギリな時間帯だったけど、ヘンにアメリカずれしていない普通の鮨を「日本ボリューム」で出してくれた。 ここで旨かったのは、地元チェサピーク湾で獲れたソフトシェルクラブの唐揚げ(おかわりした)と、蟹の身を贅沢に使ったクラブケーキ(さつま揚げみたいなもん)。 もちろん鮨も旨かった。 NYでは、「夜だと高い」ということで、マンハッタンの寿司田のランチタイムに潜入。12時ちょっと前に入ったのだが、文字どおり「あっ」という間に店内は満席。入り口近くの行列に恐れをなして帰っちゃう人もチラホラいる。 さすがは、金持ちで新しもの好きのニューヨーカー。ビジネスマン風のおっさんが、平気で30~40ドル相当の鮨をバクバク食べている。貝の刺身なんかに目を細めて旨そうにしているから「お、通だね」と思っていると、飲み物がダイエットコークだったり、レモンスカッシュだったりするのよね。とほほ。 で、私が食べたのがランチの巻物3種類+握りのセット。サラダとみそ汁がついて30ドル。 いっとくけど、これで間違いなく1人前なのだ(ピンボケですまん)。 最後に行ったのは、フィラデルフィアのホテルのお姉ちゃんイチオシの鮨屋「源氏」。 店内のカウンターに座っていたのはオールアメリカ人。あとでブログで検索したんだけど、この店、自称「鮨通」な方々の間では話題になってない。いわゆる“アメリカ人ウケ”な店なのか? ここでテーブル席を頼めばよかったのだが、「おまかせ」で一貫ずつ食べたい私たちはカウンターへ。で、隣の席にいた妙に鮨通な自称「ニューヨーカーな婦人科医(学会に出席中)」という酔っ払いになつかれてしまったのだった。この人、日本酒の好みも相当なツウ。 ここで担当になった板さんは「米国で握って10年目」だそう。イカが旨くておかわりを頼むと、2貫めはサッとシソの葉を入れて握ってくれる……そんな感じの人。 「やっぱ大西洋側に来たらアトランティック・サーモンだべ」とかいっていたら、ネタは全部「日本からの冷凍便」なのだそうな。 ゆっくり鮨を楽しみたいんだけど……隣の医者オヤジがウルサいので集中できず。写真もこれしか撮ってない。本当はもっと旨そうなものをたっぷりと食べたざます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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