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カテゴリ:気ままに映画鑑賞
映画「インファナル・アフェア」
(原題:無間道) 猫的評価 : ★★★★★ (星5つ) 日本劇場公開 : 2003年10月11日 キャスト : アンディ・ラウ、トニー・レオン 1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、偽りの身分の中で着実に実績を積みそれぞれの組織で重要なポストを与えられていく。そしておよそ10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。(allcinema ONLINEより引用) 2003年に見た映画の中では一番良かった作品です。 タイトルの無間道は「絶え間なく続く苦しみと悲しみ」を意味しており マフィアに潜入した潜入捜査官ヤン(トニー・レオン)と警察に潜入したマフィア・ラウ(アンディ・ラウ)の苦しみと悲しみを描いた1作。 香港映画臭さで敬遠しがちだけど、2人が徐々に接近し合う緊張感はある意味で香港映画らしさの表れでもあると思います。 この映画で胸を打つのはどんな状況になったとしても自分の信念を貫き通そうとする姿で、疲れ果てて、傷付き過ぎているにもかかわらず、それでも自分の目指す姿のために無間道を歩いていく2人。 自分はヤン(トニー・レオン)側の視点で見ていましたが、1度映画を見れば冒頭の路地裏でのヤンの敬礼が一層悲しく思えます。形上でもマフィアとして扱われながら警察官でありたいと思い続ける葛藤。でも秘密は口に出来ない苦悩。安らぎの場所を見つけるけれど、無間道はそれを許さず彼を孤独にする。唯一の繋がりを失いながらも、彼は警察であり続けようとする。その信念すら無間道の渦の中へ・・・。 映画館で鑑賞しましたが、途中の大きな山場でちょっと泣きそうになりました。 隣に居た女性2人は泣いていましたが。(笑) だた、この先続く「2」「3」がストーリー的に自分はイマイチでした・・・。パロディの「インファナル・アンフェア」のほうが面白い?
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Last updated
2006年02月26日 05時45分01秒
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