愛猫はポチの気ままにサッカー紀行

映画「ＧＯＡＬ！　ゴール！」
（原題：Goal!）

猫的評価　：　★★★☆☆　（星３つ）

日本劇場公開　：　2006年5月28日

ＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）が製作を強力にサポートしたことでも大いに注目を集めたサッカー映画。本作は全３部作の第１部。メキシコ生まれのサッカー少年が、プロでの成功を夢みてイングランド・プレミアリーグの名門チーム、ニューカッスル・ユナイテッドで奮闘する姿を描く。ヨーロッパ・チャンピオンズリーグを舞台とした第２部、ワールドカップでの戦いを描く第３部へと続く。ベッカムやジダン、ラウールといった現役スーパースターも多数登場。
メキシコの貧しい家庭に生まれた少年サンティアゴ。家族と共に米国ロサンゼルスへと移住した彼は、次第に大好きなサッカーの才能を開花させていく。やがて20歳になったサンティアゴは、ニューカッスルのスカウトの目に留まり、父親の反対を押し切り、単身英国へと渡る。しかし、なんとかニューカッスルの練習生となったサンティアゴだったが、そんな彼の前には数々の試練が待ち受けていた…。（allcinemaより抜粋）

思いっきりベタなサクセスストーリー。
そのベタベタさが心地いいぐらい、楽しめました。
期待してませんでしたが、思いのほか良かったです。

プロサッカー選手を夢見る少年と、普通の生活を望む父親との葛藤とその心の変化。ずっと少年を認めてくれなかった父親が、息子を誇りに思うときの感動。主人公がゴールすると、つい「やったー！！！」と叫ぶ自分はちょっと痛いですかね？（笑）

ちょい役ですが、ベッカムにジダンにラウールにシアラーにジェラードなどの選手が登場します。本当にちょい役だけど出てくると「お！」と思ってしまうところが笑えます（笑）。あとは年俸900万ユーロの高額ギャラで移籍してきたガバン・ハリスが、試合でも全然まじめにプレーせず街の人々から嫌われているところがある意味リアルで面白い。「おいアンタ、本当にガバン・ハリスなのか？」「（ファンだと思って笑顔で）ああ、本物のガバン・ハリスさ」「このクソ野郎！」とか車で街中を走っていると小学生の集団にブーイングされたりとか、彼がらみで笑えるシーン満載でここだけでも楽しめるかも？

長編ナイキCMみたいなところもありますが、結構オススメ。

●クノ・ベッカー
オーストリアのザルツブルグとメキシコ国立音楽院で音楽教育を受け、その後俳優を志して18歳の時にドラマデビュー。

●スティーヴン・ディレイン
イェール大学で英文学を学び、その後俳優を志す。「フェイス／オフ」でニコラス・ケイジの弟を演じて注目を浴びる。「しあわせの法則 」でインディペンデント・スピリット賞助演男優賞にノミネートも。

オリジナル・サウンドトラック／ゴール！：2400円	オリジナル・サウンドトラック／ゴール！：2400円	オリジナル・サウンドトラック／ゴール！：2400円

●愛猫はポチ
明日は嫁と一緒に映画「サイレント・ヒル」の試写会に行く予定。自分は原作のゲームも好きで、尚且つショーン・ビーン（トロイ、ロード・オブ・ザ・リング、リベリオン、ナショナル・トレジャー、フライトプランなど）も大好きだから期待しています。が、嫁はホラーってあまり好きじゃないので現在葛藤中（笑）。予告を見るとゲームの雰囲気満載で凄く楽しみです。