カテゴリ:食べ物
餃子のみよしのが大大大好きなので、ブログを始めたからには、どうしても書いておきたい。
僕は餃子が好きだ。 どれくらい好きかといわれれば、宇都宮に2週間長期出張したときに、毎日毎食餃子を食べたくらい、好きだ。(もちろん、店はちょっとずつ違えたけどネ) そんな餃子好きな自分のルーツになっているのは、この「みよしの」によるものだと信じている。 札幌に住んでいた子供の頃の4年間のあいだ、外食でよく食べたのはこのみよしのの餃子定食だった。家庭の餃子の味とは確実に違うおいしさがあったので、鮮烈に記憶に残っている。 この餃子は、どちらかと言えば肉系ではなく野菜系餃子で、にんにくがとてもよく効いており、さらに何か隠し味があるようだが僕には何によるものかわからない。 そして、酢醤油がついてくるのだが、侮るなかれ、きわめてあっさりした酢醤油なのだ。この餃子とよくあう。これと餃子がとりなす絶妙なハーモニーが、僕の頭のなかで壮大なオーケストラを奏でるのだ。(何を書いているのだ僕は。) そういえば僕が餃子のまち宇都宮へ長期出張の間に好んで食べた「餃子専門店 正嗣(まさし)」は、野菜餃子でにんにく効き気味、という点でいえば、似ている。 但し、食後ににんにくの香りが強く、しかし短く残る「正嗣」に対して、にんにくの香りは比較的ソフトだが、しかし長くゆっくり香りが残る「みよしの」は、似ているようでコンセプトが違う。 食べ比べてどちらが美味しいか、という点では論じることはできない。単に好みで判れるだけだ。 僕は宇都宮に住んでいたなら「正嗣」を好んだろうし、 札幌に住み続けていれば「みよしの」を好んだろう。 食べ物は、その地域の気候風土に根ざすものだ。 夏にはフェーン現象でと東京よりも高温になり、冬は北からの冷たい空っ風が吹きすさび雪国並に体感温度の低い宇都宮は、年間の寒暖差が激しいから、食欲から刺激する餃子が好まれるだろう。 夏はそれなりに涼しく、冬は雪に埋まり底冷えする札幌は、体を温めるにんにくパワーをより多く摂取できる「みよしの」の味がより好まれるだろう。 そんなことを考えながら、じっくり味わう冬の餃子「みよしの」。 1パック餃子12粒入り、12パックで2,310円(税込、送料別)という通販単価は、はっきりいってスーパーの冷凍食品並に、安い。(実際、パッケージは冷食そのものであるが) 6パックでも買えるので、まずはそちらでスタートしてほしい。 餃子好きの貴兄にはぜひ一度試していただきたい。 僕の餃子に関する味覚嗜好の方向性は、それほど外れていないものと信じたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 28, 2005 12:40:02 AM
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