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カテゴリ:つれづれ
くだらない自粛マニアどもの跳梁跋扈に辟易しつつある今日このごろ,何を書こうかと思慮巡らしていたところ,結局浮かばなかった。と,いうわけで,実にくだらない連歌もどきから書き始めていくこととしたい。そもそも,あの緑のたぬきばばああたりから生み出された「三密」,もとは密教用語なのであるから,さぞ弘法大師様は苦虫かみつぶしておられることだろう。
とりあえずものを喰らう話に持っていけば一丁上がりという最近の傾向に鑑みると,今日の標題から進む道は容易に想像されるかもしれないが,まさにそのとおりである。個人的にはあんみつよりもみつ豆,豆かんのほうが好みなのであるが,もちろんあんみつも嫌いではない。もちろんどこでも食べられるものなのだが,やはりこれは江戸下町の味といっていいだろう。もちろんあちこち食べ歩きをしたわけではないが,何といっても浅草の「梅園」はよかった。まだ若かりし頃,昼飯代わりに名物粟ぜんざいと豆かんを一度に喰らったのが懐かしい。 その時の感想だが,ああこれが江戸の味かと思った。要するにあんこの自己主張が非常に強いのである。同じ粟というなら京都は北野天満宮門前の「粟餅所 澤屋」の粟餅が大好きなのだが,やはり京と江戸とではあんこの炊き方が違うんだろうと思った次第である。もちろん,だからどうという気はない。最近は東京からは足が遠のいているが,行けば味わってみたい店のひとつではある。 もうひとつ懐かしい味は,同じ浅草は浅草寺の北にある「梅むら」である。ここの豆かんは有名だがやはりうまい。とにかく赤エンドウが信じられないくらい柔らかく炊けているのである。これまた上京の暁には食べておきたい味ではある。 さて,これらの甘味が下町の味ならば,山の手はやはりフルーツパーラーだろうか。かつて小田急線沿線に住んでいたことがあるが,新宿メトロ食堂街にある「タカノフルーツパーラー」にはよく通った。お目当てはフルーツポンチ。いかにも山の手らしい上品な味だったのを覚えている。タカノと言えば同じ新宿にあるフルーツバーのバイキングも,もう一度行ってみたいところである。 私にとって東京というのは正直あまりよい想い出のないところであるが,それでも遊びに行くだけなら年に一回くらい理由をつけていってみたいところである。こちらは妻子はTDLにでも放り込んでおけばよいので楽なのだが,問題は時間と費用だ。あと,さすがに今は行きたくてもねえ。本当に,Jinmping=Shinzo Virusとうまく付き合える日が来ることを祈るしかない。 やっぱり腹が減ってきそうだ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/05/14 09:05:05 PM
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