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カテゴリ:がんとの付き合い方(病院の勉強会)
食事についての問題
私たちが健康な毎日を送られるのは、バランスのとれた食事、 十分な休養と睡眠、適切な運動です。 ところが、病気になると、心配や、治療による副作用、 手術後の障害やその他さまざまの原因で、 食べられなくなりがちです。 しかし、食べられないからといって焦らず、無理をせず、 体の調子に合わせて食べられる物から食べるようにしましょう。 <食事面から注意する事と、上手に食べるための方法> 1・栄養面を考えて、食品を組み合わせ良く。 (御飯、パン、めん、肉、卵、魚、牛乳、野菜、果物、海藻など) 2・1日に2、3品、好きな食品、料理を。 3・量は控えめに、品数を少し多めに。 4・食事は、リラックスした気分で。 5・食欲のないときには、香辛料、酸味を使って。 6・温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくして。 7・薄味にし、味にめりはりを。 8・季節感のある料理を。 9・油は控えめに。 10・喉の通りが悪いときは、水分の多い料理や、柔らかい食品を。 11・新鮮な食品を。 12・口の中をいつも清潔に、うがいを頻繁に、よく噛んで。 13・メニューを豊富に。 14・コーヒー、紅茶、炭酸飲料は控えめに。 15・時には外食も気分転換。 16・食事の間隔をとって。 17・無理をしないで。 18・誰かと一緒に食事を。 ⊂(^(工)^)⊃ 食事が苦痛にならないように、嗜好や量、 柔らかさ、食事間隔、食事の環境を考えましょう。 <十分な栄養をとる必要性> 治療をやりぬくためには、ふつうよりも余分な体力が必要です。 バランスのとれた食事をとることにより、 身体の組織の消耗を防ぎ、 治療によって影響を受けた正常細胞の再生を助けます。 適切な食習慣を維持している人は、感染症にかかりにくく、 行動範囲を広める事ができます。 適切な栄養がとれていない場合は、 タンパク質や脂肪をエネルギーのために消費してしまいます。 組織再生のために、タンパク質が活用されるためには、 バランスのとれた栄養をとる必要があります。 <カロリーを多く摂るために> ・カロリーの高いスナック、クッキー、飴などを手元に置く ・アイスクリーム、新鮮な果物、牛乳でシチューを ・トーストには溶かしたバター、 マーガリンをつけるとより多くの量をつけやすい ・マヨネーズは大さじ1杯80kcalなので サンドイッチやサラダに多めに入れる ・ハチミツは大さじ1杯60kcalなので トーストやホットケーキに高カロリーの市販の食品を利用し、 少量で高カロリーがとれる工夫をする ・少量ずつでも1日に何回も食べるようにする。 <エネルギー(カロリー)のとりかた> 調理の工夫
<タンパク質を多くとるために> 1日の必要量 75~100g ・脱脂粉乳を牛乳に加える(スープ、ココアにして飲む) ・牛乳を使ってパン粥に ・牛乳粥に ・ひき肉入りのあんかけ豆腐 ・味噌汁に豆腐や卵を入れる ・1口大に切ったフルーツの盛り合わせに ヨーグルトやアイスクリームをかける タンパク質のとりかた
<消化の良い調理法>
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Last updated
2020.09.19 18:34:42
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