カテゴリ: クロスオーヴァー or jazz
ジャズファンでなくとも、好きな方は多いと思います。 キース・ジャレットの「Vienna Concert」。 文字通りウィーンでのソロコンサートの模様を パッケージングしたものです。 私がキース・ジャレットのアルバムで最初に買ったのは 有名な「ケルンコンサート」でした。 勿論ケルンの方も聴きますし良いとは思うのですが、 私は数枚出ているこの方のソロコンサート盤の中で、 このウィーン盤が最も好みです。 全編即興によるピアノで、最初こそクラシック古典風の しんみりとした響きから始まりますが、次第に音枝は分かれて、 何処からと言う事もなく打鍵の激しさを増してゆきます。 その燃焼度と言ったら・・開いた口が塞がらない。 まるで神がかったような勢いで即興とは思えない美しいフレーズを 次から次へと紡ぎ出し、何処までも音楽が展開・拡散してゆきます。 同じ曲、同じ演奏と言うものが、 二度と再現出来ない瞬間的な美しさがまさに収められてます。 某CDショップのWEB版で 感想の書き込みが全く無いのが信じられない・・・。 ケルンもいいのは分かるのですが、このウィーンもかなりですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.14 22:23:56
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