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テーマ:今日の出来事(289580)
カテゴリ:思わず納得!
今日の名古屋地方は朝から冷たい雨。気温も上がらず、昨日から寒い日が続いています。 ところで、昼頃東京の実家に電話してみると、東京の方は名古屋ほど天気が崩れていないようでしたね。昨日などは、結構いい天気だったのだとか。 で、話によると父と母は昨日、神宮外苑に行って銀杏並木の紅葉を見に行ったとのこと。今年はひと際、見事な紅葉ぶりで、人出もものすごかったそうです。そういえば、我が家の近くにも銀杏並木がありますが、言われてみれば今年は例年以上にきれいな紅葉を見せてくれていたような気がしますね。当たり年だったのかな? ところが先日、車でその道を通ったら、そのきれいな紅葉をしている銀杏を作業員の方たちがギコギコ枝打ちしているんです。街路樹ですから、伸びすぎた枝が電線に干渉してしまうのでしょう。それにしても、せっかくきれいに紅葉しているものを、今が今、枝打ちするなんて無粋ですなぁ。もう少し待てば落葉して裸木になるのだから、そうなった段階で切ればいいのに・・・。紅葉した銀杏の葉を題材に「金色の小さき鳥のかたちして 銀杏散るなり 夕日の丘に」と詠んだのは与謝野晶子ですが、確かに銀杏の葉って「金色の小鳥」のような感じがする。その無数の金色の小鳥たちが、無惨、トラックの荷台に山積みされている様は、何だか妙に可哀相な感じがしましたよ。 ま、それはさておき、この与謝野晶子の歌、久々に思い出しましたけど、前半部分はいいとして、後半はやや陳腐ですなあ。私はいつも思うのですけど、人口に膾炙する歌というのは、必ずしも名歌ではないような気がする。俳句も同じで、子規の「柿食えば・・・」にしても、私は別に天下の名句とは思いませんが、たいていの人は「鐘が鳴るなり法隆寺」と続けますからね。 ちなみに、冬を詠んだ歌で私の好きなのは、「けふひと日 庭にひびきし斧の音--。しずかになりて 夕いたれり」という奴。あはは、誰の歌か知らないでしょう。「--。」の部分が、実は大ヒントなんですけど。あと俳句ですと「冬菊や まとうはおのが光のみ」かな。これも一般には有名じゃないだろうな。 ま、それはともかく、銀杏の紅葉が終わると、もう本格的な冬ですなあ・・・。明日あたりも、かなり寒くなるようですが、今日はあったかくして寝よう。それでは、皆様も風邪など召しませぬようにお気をつけ下さいマセマセ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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