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カテゴリ:思わず納得!
故あって、NHKのお笑い番組『爆笑オンエアバトル』の公開収録に参加してしまいました。 今回の収録は「チャンピオン大会」の準決勝ということで、既に実績のある10組の若手お笑い芸人さんたちが登場し、この中から5組が決勝進出となるのですが、実際に彼らの芸を見てみて、この業界も厳しいもんだなあ、と思いましたよ。 何が厳しいかというと、まず何よりも「面白いことを言うだろう」と期待している人たちを笑わすのが難しい、難しい。彼ら若手芸人としては、必死に努力してネタを作っているのでしょうが、少なくとも私の目から見ると、そんなに面白くないです。10組のネタ2時間かけてすべて聞いて、私が少しでも笑ったのは2回くらいでしたかね。 で、それぞれの芸人さんたちは、ネタを披露した直後に審査員の採点を受けるのですが、この採点がまた厳しい。受けた芸人さんと、受けなかった芸人さんでは、得点が倍くらい違いますからね。公衆の面前で「お前たちは面白くなかった」と言われるわけですから、得点の低かった連中はへこむでしょうなあ。 ちなみに私は採点員ではなかったのですが、それでも私の採点と採点員たちの採点はほぼ一致していました。ちなみに今回、私が見た中で一番面白かったのは「タイムマシーン3号」の面々による「引きこもり」をテーマにしたネタでした。今回の収録分は3月10日の深夜に放送されるそうなので、興味のある方はご覧下さい。 しかし、こういう若手の奮闘ぶりを見ていると、現在、「お笑い芸人」として認められている人たちというのは、相当なもんだ、ということが分かります。「爆笑問題」とか、「くりぃむしちゅー」とか、独立して番組が持てるような連中というのは、ほんの、ほんの一握り。天才じゃないですかね。 ちなみに、私が現在一番注目しているお笑い芸人さんは、「アイパー滝沢」です。子供の歌を「その筋の人」の歌に変えてしまう彼の芸風、いいですよ~。 「さっちゃん」 さっちゃんはね、 さち子っていうんだ、娑婆ではね。 だけど犯罪者だから自分のこと番号で呼ばれるんだ 網走の、○○。 こういうふうに文字で書いてしまうとぜんぜん面白くないですけど、彼が歌うといいんだ、これが。 でも、ま、テレビの公開収録というものに初めて参加して、「なるほど、テレビってこうやって作っているんだ・・・」というのがよく分かりました。 何事も勉強ですよ、勉強。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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