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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:わけ分からん
大学までの通勤途中、中央分離帯のある片側2車線の道路をしばらく走るところがあるのですが、この中央分離帯の生け垣が最近、オブジェみたいになっているんです。 丁度右折レーンがあるところなんですが、おそらく右折待ちをしているドライバーたちが、ビニール袋に入れた車内のゴミを、中央分離帯の生け垣の上に乗せていくんでしょうな。そのため、その付近の50メートルばかり、山茶花と思しき灌木のきれいに切り揃えられた頭の上に、色とりどりのごみ袋がズラリと乗っかっている。 それだけではありません。こういうゴミの山を見て、「これはいい具合だ」と思う奴がいるんでしょう。悪しき前例にならって空き缶・空きビンを茂みに突き刺して行くらしく、もうこれ以上刺す場所がないというくらい、枝の間にそういうものが刺さっている。でまた、枝が支えきれなかったゴミは木の根元に落ちるので、生け垣が植わっている地面もゴミの山。 ですから、もうこれは生け垣なんてもんじゃない。遠目に見ると、ほとんどオブジェですよ。人々のモラルの低下をそのまま反映したオブジェ。現代日本を抽象的に描くと、こういう形になるんでしょう。 昔、アメリカに「奇妙な果実」っていうタイトルのブルースがありました。「アメリカ南部の木には奇妙な果実が実る。風に揺れ、カラスがつつき、やがて腐ってボトリと落ちる。鼻を突く異臭のする奇妙な果実が・・・」というような歌。もちろん、この「奇妙な果実」というのは、リンチされて木に吊るされ、首を括られた黒人のことなんですが。 その伝で行けば、日本の山茶花にも「奇妙な果実」が実るってことになりそうですな。鉄やガラスや紙やビニールでできた色とりどりの果実。 悲しくなるね。 シンガポールでしたっけ、路上にゴミを捨てたりしたら、鞭打ちの刑に処するところ。日本にもそういう刑罰を導入してはいかが? 石原都知事とか、そういうの提唱しないかしら。あの人ならやりかねない、という気がするんですが。 さてさて、今日は我が大学で各種ガイダンスがあり、それに駆り出されてきました。いよいよ新学年の始まりです。来週からはもう授業も始まるし、ノンビリもしていられません。 ひゃー。ゴールデンウィークが待ち遠しい! (って、いきなりかよ!) ま、そうも言っていられませんので、明日は予習に精を出しますか。それでは、それでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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